やさしい あくま

あのひとは悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔

『薔薇と太陽』インタビュー掲載雑誌感想、とか

2016年7月はKinKi Kidsを応援する私にとって、とても幸せな1ヶ月間でした。


『薔薇と太陽』、雑誌は(おそらく)14誌で取り上げていただき、テレビでは9回(関東圏のみ?)も披露されました。
他グループを応援すると「まぁそんな時期もあるよね」の一言で終わってしまうかもしれません。しかし、KinKiが冬以外にリリースする…これは『Time』*1以来、5年振りなのです…。*2


幸せだった2016年7月の記憶を残しておくために、ここではインタビュー掲載雑誌の感想をだいたい購入順にまとめようと思います。
雑誌は言うなれば期間限定品。そう考えると購買意欲が煽られるけど、でも買ってもかさばるしな…と、買っても後悔買わなくても後悔な品だと思っていますが(笑)『今年のきんきは(なるべく)全部買う!』と意気込んでいるアニバーサリーイヤーですのでおそらく網羅できているかと。


TVfanCROSS(Vol.19) 650円

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テレビ露出で光一さんが散々ネタにしていた『ふたり同じベッドに寝かされた』のがこちら!今回の雑誌露出では珍しく白が基調。毛布から覗くふたりの足だけショット、素晴らしいフェチ画像。ふんわり笑っている写真が素敵です。

記事

たぶん他誌でも綴られてるけど、俳優の斎藤工さんが番組内で撮った写真をジャケ写に使いましたよ、の話。ふたりの『数枚』の受け入れ方、光一さんは効率重視、つよしさんは偶然重視、で思考ルートは違うけど結果「数枚だからこそ良いものが出来ました」と満足気なのがKinKiらしいなぁと思っています。

TVnaviSmile(Vol.21) 650円

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黒地に薔薇、新曲のイメージに寄せた形。金魚が夏らしいです。

記事

表題曲だけでなくカップリングの話も。光一さんはファンがバラード好きだと思ってるのかしら?私は「個人的にはバラードよりダンス曲が好きだけどKinKiにバラード歌わせたら右に出るものはいない!という意味ではバラードも歌ってほしい」って心境です。
初回B特典DVD『牛とマタドール』について「シュールな映像」「ゆるゆる」と語っているけど、たしかにゆるすぎて何してたかあんまり覚えてないからまた見ます(笑)。

AneCan(8月号) 700円

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ブラックデニム(なの?お洒落わからん)のジャケットスタイルかっこいい。ふたり写真は棒立ちの光一さんにつよしさんがいろんなバリエーションで並んだ感あって微笑ましい。

記事

新曲の話というよりアニバーサリーイヤー突入の話でした。「仕事をする上で仲良しである必要はない」「お互いがお互いを支配しない関係性」の言葉は長いこと言っているから、他の若いグループがプライベートもがっつり遊んでると聞くと結構びっくりします。良きビジネスパートナーで居てくれればそれで良いし、でもこの機会にふたりきりで食事にでも行ったらどうなるんだろ?ファンに教えてくれるかな?なんて考えを巡らせてしまいます。
光一→つよしの“ありがとう”で、撮影ポーズを変えてくれることに感謝してるの思わず笑いました。AneCanはたしか休刊されてしまうんですよね。ジャニーズも度々掲載してもらえていたから残念です。

週刊SPA!(7/19・26合併特大号) 400円

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薔薇の花束、王道なお写真という印象。薔薇の花束を見るとKinKi単独カウコンを思い出します。表紙に『このエロ本がすごい!』って書いてある雑誌を買うのは恥ずかしかった…。

記事

こちらもアニバーサリーイヤー突入の話が中心。人によっていろいろな捉え方があると思うけど、私はふたりが殊仕事に関してはプライドが高くて尖ってるところが出ていていいなぁと思いながら読みました。仕事にプライド持ってない男性は魅力ないですよね。他人のこだわりや他人が決めた定義に対して納得いかなければ「ふ~ん。…で?」ってスタンスが揃っているのもいいなって。だからこそ、「やりたいことはソロでやる。KinKiは“みんなのもの”」って言うけどKinKiに関しても誰かが決めた定義じゃなくふたりが決めたこだわりで進めていければ、と願っています。
また、ふたりにとってロールモデルとなっている存在としてSMAPの名を挙げています。「とてつもなく大きなお兄ちゃん」で憧れているけど人数もカラーも違うから同じことは出来ない、でもKinKiにはKinKiのカラーがあると気付かせてくれた高貴で眩しい存在だと。KinKi活動のスタンスに大きな影響を与えた先輩だとよくわかります。

TVstation(15号) 330円

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薔薇は薔薇でも、ピンクや黄色を基調とした淡い色合い。これも今回の雑誌露出では珍しかったです。

記事

MVでは上段でつよしさんがギターを掻き鳴らし下段で光一さんが華麗に舞っていますが、この取材の段階では音楽番組でのパフォーマンスどうするー?って話をしていたそうです。上手で光一さんがダンサーさんを従え下手でつよしさんがバンドの皆さんを従えて、と一見異なる世界観が見事に融合する『キラメキニシステム』*3はファン以外にもインパクトがあって、まさしく怪我の功名?なのか?私はふたりで踊る姿が大好きですが、無理してほしいとは思わないし結果的にああやって個性が重なりあう感覚は他グループでは味わえないと思いました。素敵なパフォーマンスありがとうございました。あぁ、つよしさんの膝を母性で包みたいのぅ。

ザ・テレビジョンCOLORS(Vol.24) 890円

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GOLD&SILVERのタイトル号にKinKiを当てはめてくれたのが嬉しかった。特にKinKiのコンサートでは金銀をふんだんに使った豪華絢爛さが大好きなので。ただ、つよしさんのこの髪型での耳かけはあんまり好みじゃないん…。

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光一さんのテキストで書いていただいた「理想を高次元で実現させるために動き続ける。それが光一流の、ファンに対する誠実な向き合い方だろう。」を読んで光一さんかっこいいいいい!ってなりました。この感謝を伝えたいけどテレビジョンサイトのアンケートすごくわかりづらいから改善してほしい…。
つよしさんインタビューでは、自分にない言葉を歌えるのが楽曲提供の醍醐味、新しい価値観や新しい表現方法を歌いながら学べる、と話していて、8/17OAの『ザ少年倶楽部プレミアム』を思い出しました。他人の言葉は入ってこないと冗談めかして(と私は捉えた)言うけど、KinKiで提供曲を歌う際にはある意味誰にでもライバル視しながら対峙しているのかなと思いました。

Songs(8月号) 680円

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小道具で『KinKi Kids』とラベルの入ったワイン(命の白のシャルドネ?)を用意してくださったの素敵。テーブルを挟んで飲食する写真を見ると『Harmony of December』のジャケ写を思い出します。

記事

つよしさんの「KinKiファンの運動会が見てみたい」は結構前から言ってるけど、ファンが競い合うところを見たいだなんて猟奇的が過ぎませんか…(笑)。自身の役割を、スタッフさんが変わっていく中で光一を程よい距離感で見ている、って言葉がつよしさんらしいなと。
楽曲を掘り下げた記事はさすが音楽誌!カラオケでは上手に歌うな気だるげに歌えとの言葉があったので、先日がんばって気だるげに歌いました(どうでもよー)。
あと、バッキューバンの振付は拳銃みたいなくだらない振付にはしたくなかった、って光一さんの発言に己の浅はかさを知ったよね…(バキュンしか想像してなかった人)。

ザ・テレビジョン(7/29号) 340円

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ブンブブーン然り、自撮りKinKi+光一さんカメラ=つよしさんの写真めちゃくちゃかわいく写ってないです?めちゃくちゃ盛れてません?元からかわいいわ、って意見は認めます。卓球もへたくそイメージ(かわいい)でしたが、ふたりだとラリーが続くそうでほっこりしました。

記事

大人数のグループだったら隅っこにいるようなふたり、こんなに発言することはなかっただろう、って前々からよくしてくれている話。
SPA!と同じように、KinKiのスタイルが出来たのはSMAP兄さんが偉大すぎたからこそ、SMAPにしか出せない光を見てきたからこそ、ふたりだから輝ける光や見つけられる光がある、との話がありました。

女性セブン(8/4号) 400円

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ホテルの一室で撮りました、感がありありと(笑)。撮影はTVガイドでお馴染みの小林ばくさんだったから意外でした。黒スーツで大変シック。

記事

週刊誌には本当はお金を払いたくないんだけど…つよしさんの「仲が悪いという都市伝説を作り上げられて20年。弁解するのもめんどくさくなりました。」がエッジが効いてていいなって(笑)。
また、20周年いえーい!って感じじゃなくて「今日は美味しいご飯が一緒に食べられたね」ぐらいの感じが理想と言っていて、なんかわかるようでわからないけど、私はドームでKinKiと同じお弁当を食べて「ハンバーグ食べた?」\食べたー!/「美味しいねぇ」\美味しいー!/とかいうコール&レスポンスがしてみたいです。

TVガイド(7/29号) 360円

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白スーツに真紅の薔薇で、テレガイさん54周年のお祝いをしています。だがなぜ54周年…キリ悪い…。アイドルらしく撮り合いっこもしてるけどお互いにサービス精神がないの笑える(笑)。

記事

女性セブンでも記載がありましたが、こちらでも『THE MUSIC DAY』でのイエモン吉井さんとのやり取り話が。楽屋にご挨拶して会話*4できたのを知れて嬉しかったです。 画面上はご一緒できなかったから。
ライブDVDの宣伝もしていますが、光一さんはミスティ~キスミスの流れ(がお好み)、つよしさんはMCが見どころ、とのこと。私もその2つが大好きなところだから一緒で嬉しい!

TVnavi(9月号) 370円

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納涼写真、光一王子はゴザも簾も金ダライも似合わないねぇ(笑)。薔薇の代わりに朝顔なのかしら。涼しげで良いです。

記事

新曲の話だけでなくブンブブーンの話も。ふたりとも三浦春馬くんゲスト回(体力テスト)が相当印象的だったようで、光一さんはあれ以来鍛えてるのが本当に負けず嫌いだなぁと(笑)。
つよしさんはLOVELOVEあいしてるメンバーと旅行してキャッキャしてる様子なら2週分くらいいけるんじゃ?と言っているけど、中居さんのブラックバラエティは4週5週平気で流してたしそのスタンスが良いと思います!

月刊ザ・テレビジョン(9月号) 370円

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屋台の射的をしたりかき氷を食べたりしてる衣装、Tシャツスニーカーはかなりナチュラルでなんだか新鮮。

記事

ここにきてようやく“前述の通り”“特記事項なし”なテキストに(笑)。吉井さんの特徴的な歌い方に寄せすぎてもただの物真似になってしまうし、距離を取りすぎても楽曲の良さが出ない、という試行錯誤の様子は各誌で語られています。KinKiが歌う『薔薇と太陽』は、吉井さんの色気の素敵さとKinKiの陽ではなく陰の雰囲気が見事にコラボされた楽曲で大好きです。

月刊TVガイド(9月号) 370円

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真っ赤なシャツに黒いパンツ、スペインのフラメンコダンサーみたい!(イメージ)

記事

つよしさんの「2人の間で流行ったものは僕らにとって大きな財産」という言葉が素敵。お互いに興味が違うと認識しているからこそ、琴線に触れたものが同じだと嬉しくなっちゃうのかしら。KinKiに限らず人と人との関わりあいでも流行ったものや思い出は大きな財産だと思うけど、仲が良い悪いで一緒にいるふたりではないからこそ、嗜好の交点を大切にしているんだな、ということがよくわかりました。

TVfan(9月号) 370円

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モノクロ…!ここにきて新しい方向の写真があるとは…!新曲の雰囲気通りな真っ赤なお写真も良いし、予想を裏切るモノクロ写真も素敵なアイデアですね。「薔薇を書いてください」と言われてチューリップ書いちゃう光一画伯がお変わりなくてホッとしてます。

記事

つよしさんの記事が『お絵描き楽しかったね』メインになっている(笑)。チューリップ書いちゃう光一さんは自分になくて面白い、と言うけど、KinKiはいつもお互いに向かって「俺と違う!面白い!」ってキャッキャしてるし、そんな姿を見るのが最高に幸せです。あと、インタビューでお互いがお互いのことをよく見てるって出てくるけど、お互いをよく見てるのに目が合わないのも面白いし、なんだろう、たまに月9かな?って思います(笑)。KinKiにはいつまでも「この人なんなん…(笑)はーわけわからん…(笑)」って笑い合っていてほしいものです。全然雑誌の感想じゃない…。



あ、そもそも皆さん雑誌って全買いする派なんですか?私はいろんなグループを応援していることもあり、いつもは写真と記事を吟味して1~3冊買うかどうか、ってとこなんですが、今回は14冊総額約6880円で買い漁りました。
こうやって発売時期が近い雑誌を猛烈に読んで一番感じたことは「おんなじような質問を何度もされて、こりゃ大変だな」ってこと(笑)。
雑誌はあくまでもアイドルと記事の間に編集が入るし、文章をまとめるために言葉尻が調整されることで本人の意図とは異なる伝わり方をすることもあるかと思います*5。ただ、都度適当なことを言うと話がチグハグになるから感情の根っこは大きくブレずに答えなきゃいけないだろうなとも思います。


で、今回の雑誌露出から受け取ったKinKiの感情は
・『薔薇と太陽』難しかったけど気に入っています
・20周年、派手なのは好みじゃないけどいろいろ考えてるから楽しい年にしましょう
・今のKinKiのスタイルがあるのはSMAP兄さんのおかげです
でしょうか。


はい、無理に舵を切ってる感ありますが(苦笑)、テレビでも雑誌でも、KinKiが過去を振り返ったとき、そこには必ずSMAPがいます。KinKi Kidsにとって、SMAPは大切な存在です。
私はジャニヲタだから一般人よりはこの一連の騒動に関心があるし報道は事実が歪められていると感じているけど、SMAPファンではないため嘘と本当の境目がわからないな、と思います。今は真実はわからないし、真実が語られることはないかもしれません。私がわかっている事実は、SMAPKinKi Kidsにとって大切な存在であることと、そのSMAPが年内*6で解散と告げられた、それだけです。


次のデビュー日に25周年を迎えるSMAPと次のデビュー日に20周年を迎えるKinKi、コラボすればこんなに素晴らしい企画はないのに、もったいないな…。スマスマに共演希望のメッセージ送ってるけど、やっぱり難しいですかね…。大好きなKinKi Kidsが笑顔の輪の真ん中にいてほしい、それだけなのにな。


今回、同時期の雑誌をたくさん読むことで、KinKiの気持ちの根っこを再確認することができた気がして良い機会でした。各誌で取り上げてくださってありがとうございました。
2016年7月はKinKi Kidsを応援する私にとって、とても幸せな1ヶ月間でしたが、8月は心がヒリヒリ痛む月になりました。2016年の夏のことはしばらく引きずるだろうし忘れられないと思います。

*1:2011年6月15日発売だそう。ウィキペディアより。

*2:余談ですが、2013年の夏は大型歌番組を軒並み欠席し、唯一ふたり揃った場が『神宮外苑花火大会』でした。もちろん有料(7500円)。「お金を払わないと夏に歌う姿は拝めないのね…」と遠い目をしたものです。

*3:Mコン『キラメキニシス』で同様のパフォーマンスをしたため一部ファンが命名したものの『ハルカナウタ』も忘れないで!との意見もあるみたい。

*4:光一「大丈夫でしたか?」吉井「すごくよかったですよ」ですって。

*5:バラエティはバラエティで、その場の面白さを優先して発言するので本心とはズレることもあるのかなと。そう考えるとよりナチュラルに話してくれる媒体って、ラジオなのかなぁと思う機会が増えました。ただし先日のSMAP兄さんの報告は除く…。

*6:光一さんが誕生日を迎えると同時に、大好きな先輩の活動に終止符が打たれるなんて、あまりにもむごい…。