ぼくと、すばると、ときどきエイト ~渋谷すばるさんの退所に寄せて~
メディアは『タッキー引退』と銘打って、滝沢秀明さんとのお別れの機会を作ってくれていますね。
夏にも、渋谷すばるさんへのお別れの会があらゆる場所で行われました。
冠番組でも大型歌番組でも、魂込めて歌われる7人のハーモニーが、一曲歌われるごとに返らない過去のものになっていくこと、とても寂しかったのを覚えています。
関東在住の私、夏にお別れを言えなかった唯一の番組が東京MXで遅れ放送されている『ジャニ勉』だったのですが、12/22(土)、ついにすばるさん最終出演回を見届けてしまいました。
…ってか、明らかに帳尻合わせで12月に毎週3本OAされてたのさすがに笑う(笑)。また2019年1月からは半年遅れになるのかな?
『ジャニ勉』を制作されている関西テレビさんは、関ジャニ∞のデビュー前から彼らを見守っているだけあって、ロケや年表の端々から愛を感じました。
そして「デビュー前、家に帰る金ももったいないから関テレに泊まったことあったなー!!」なんて腹を抱えて笑い合う彼らの姿は幼馴染みの悪ガキ仲間そのままで、あまりにも居心地が良さそうで、夏に置き去りにしたかった
「すばるさん、本当に辞めちゃう?辞めるの、辞めない?」
とすがりたい気持ちが顔を出しちゃったよ。
私が渋谷すばるさんを好きになったのは約20年前、ジャニーズJr. 黄金期にMステに出演した回の『I believe in myself』です。強~~~烈な一目惚れ。
他のジャニーズの皆さんを好きになるときはドラマの役柄やバラエティのやり取りがきっかけなので、後にも先にも一目惚れはしないかも。
いやまぁ、とにもかくにも顔が好きなんです…!!圧倒的に顔が好き…!!
この世に生きとし生けるすべてのものの中で一番好きな顔なんです…!!(言い方)
意思の強い鋭くて大きな瞳が三度の飯より好き。
すばるさん・ヨコ・ヒナちゃんのワチャワチャが大好きで、その後も活動を追いかけていたけれど、すばるさんが多忙を極めるのと並行して孤独の色が濃くなり、その姿を見ているのは正直あまり心地よくはなくて、気付けば視界には入らなくなって(≒入れなくなって)しまったんですよね。
すばるさんと(画面上で)再会したのは2003年、当時内博貴くんのファンとしてNewS*1の活動だけじゃなく関ジャニ8*2の活動も気になるなぁ、とテレビ神奈川で遅れ放送されていた『ほんじゃに!』を視聴したときでした。
元々三馬鹿好きだったのもあり、やんちゃして気心知れたメンバーとゲラゲラ笑い合う男の子達の姿を見てるのがとっても心地よくてあっという間にグループを好きになってたし、当時はローカルアイドルっぽさもあって関西圏のファンが羨ましくて羨ましくて仕方なかった!
内くんの事件は衝撃的でただひたすらに悲しかったけれど、関ジャニ∞を好きでいることが内くんの居場所を守ることだと信じていたので、握手会も47ツアーも始めての東京ドームも、全部全部見届けたくて。あと、担当不在だけどとにかくすばるさんの顔が好きなもんだから…その気持ちは私に財布をガバガバに緩めたな…(笑)
途中、すばるさんの心がグループ…というよりアイドルに無いんだろうなと不安に感じる時期もあったからこそ、8祭、10祭*3を経て「関ジャニ∞っていうアイドルやってます!」とソロで乗り込んだ音楽フェスで叫んだらしい、と知ったときは驚いたものです。
関ジャニ∞を背負ってくれた!って、これからも背負ってくれるんだろう!って、嬉しかった。
脱退にあたって話し合いを重ねたと言っていたけど、きっとそれは『すばるさんが将来の道を相談する会』じゃなくて、『すばるさんの決断をなんとか溶かしてグループに居続けてもらうための会』なんだろうなと想像しています。
でも昔から、すばるさんはこうと決めたら貫く頑固者だったと思ってて。そういう「強い意思を持った鋭くて大きな瞳」がたまらなく好きなんだよ…。
最後まで涙を流さず、潔くグループを離れた渋谷すばるさん。
すばるさんが生きていきたい“音楽の世界”にすばるさんを連れていかれてしまう気がしてすごく寂しいけど、すばるさんが居なかったら音楽を極めてようとする今の関ジャニ∞は居ないんじゃないかなって思う。
これは、これからも関ジャニ∞が芸能界を生きていく武器となる大きなプレゼントだよね、ありがとうございました。
必ず生きて、音楽の世界を、渋谷すばるの人生を、満足するまで、生き抜いて、そしてまたメディア越しに会えた日には「その意思の強い瞳が好き♡」と言わせてほしいです。
お元気で。
追伸
消した手の甲のタトゥーを上書きするように『関ジャニ∞』って深く彫り入れてくれ!(笑)
『関ジャニ∞の渋谷すばる』のこと、一生忘れないから、一生忘れないでね。