やさしい あくま

あのひとは悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔

【祝】KinKi Kids の二十歳に寄せて【20周年】

KinKi Kids様、CDデビュー20周年おめでとうございます!!
長年のご活躍のおかげで、ファンである私も幸せな2017年7月21日を迎えることが出来ました。ありがとうございます。


「CDデビュー日に生放送番組に出演して、たくさんの方に暖かい祝福の言葉をかけられるKinKiが見たい」
日付跨ぎのどんなもんヤSPと未満都市宣伝にて夢が叶いました。こんなに幸せなことがあっていいのか…前世で相当な徳を積んだのか私は…。

もちろんすべてが理想通りの20周年ではなく、悲しみと切なさと不安に絶望した7月上旬を過ごすとも、本人不在のお誕生日会ならぬ本人不在のアニバイベントを過ごすとも思わなかったわけですから、早く思い出話になれば(=完治・根治すれば)いいなと今はひたすらに願うのみです。


まぁでも、人生なんてこれっぽっちも予測出来ないもので。

KinKi Kidsデビュー前~デビュー当時の私に教えてあげたいこと。
『理想のお兄ちゃん』だと思っている堂本剛くんのこと、22年経ってもびっくりするくらい大好きです。
しかも22年経つと「このいとおしさは他人に対するものではない…もしや産んだのでは…」とか頭のおかしなことを言い出します。なけなしの母性。
「光一派?剛派?」「私は剛派!」なんてやり取りが不毛に思えるくらい、気付けばftrに思いを馳せるし、堂本光一くんに対しては特に課金ユーザーになっています。
「この地域で一番KinKiに詳しい人になりたい。KinKi=わぁ、って思われたい」と同担拒否予備軍みたいなことを思うようになるけど、ある意味願いは叶います。なぜならあなたが生きている狭い世界のKinKiファンは中学校でどんどん減っていき気付けばファンの看板を背負っているのはあなただけになるからぁ…(苦笑)。ちなみにあっという間にJrとの掛け持ちも開始してデビュー組も追いかけて、そこから約20年節操なしとして生きていきます。気が多い女だな!
「こんな教室で授業を受けてみたい♡」と描いた、アイドルに囲まれた理想の座席表、2016年年末のTV雑誌でアイドル本人達が答えてるのを見てギョっとしたりもします(笑)
お小遣いをやりくりして買ったコンサートビデオ(時代…)を見ながら「いつか誰かコンサートに連れていってくれないかなぁ~」とぼやく日々ですが、アルバイト代でKinKiFCに入会したとたん、手当たり次第にコンサートに行くようになります。全国各地に飛び回って「日本狭いわ」とか言っちゃいます。いやぁ、大人ってイイネ!


デビュー10周年頃の私に教えてあげたいこと。
10周年イベントに落選してガッカリしているけど、なんやかんやの良きご縁があります。ご縁は宝、大事にしましょう。
ΦコンオーラスのKinKi Kissレポに大興奮するけど、その機会も必ず廻ってきます。覚悟しよう。
エンドリケリーさんに必死についていこうとするもビジュアルと作品が好みから離れていって不安になる日が来ます。「無理に好きにならなくていいよ」って、今思えばファンを切り捨ててふるいに掛ける言葉だったかもしれない。頭の良い人は素直に離れたかもしれない。でも馬鹿正直に「そっか、んじゃとりあえずソロは追わずにグループ活動を追おう!そして光一くんのソロめっちゃ好き系♡」と呑気に方向転換できたのがターニングポイントでもあるし、あのときに馬鹿じゃなかったら今の私はないかもしれないです!ありがとうあのときの私!
ちなみにいろいろと追い掛け過ぎて雑誌や録画物の管理が雑になるのもこの頃。どちらも財産なんだからちゃんと管理して~今から約10年分のファイリングするのは無理よ~


デビュー15周年頃の私に教えてあげたいこと。
光一「15周年なのにグループ活動全然してない」剛「ぼくも」のやり取り*1、今でこそ美談扱いだけど、当時の私は怒ってました。大人なのに自分で仕事も決められないのかよ言いなりかよスタッフもグループ活動に働きかけてくれよって。後に「みなさんの声が必要です*2」「解散を考えたこともある*3」などの言葉を聞くことで、もしかしたら事務所内でグループ自体がオワコン扱いだったのかな、とも思えます。ソロとして活躍すればするほど、真逆のことをやっているから世間も本人達もグループ活動に重きを置いていないと思われたのかもしれない。SONGSのインタビュー「ソロとグループで同じことやったって意味がない」「ソロ活動はお互いが真似できない世界を、グループ活動は他者が入り込めない世界を構築しなければ」を見た後だと愚問だってわかるけど、当時の私もグループ活動の意味がよくわからなくなってきて不安だったものです。たくさんの取材やテレビ出演でもってグループ活動の意義を叩き込まれないと信じることが出来なかったんだな。
TOKIOの20周年やV6の20周年みたいに、世間を巻き込んで盛り上がりたい!」「私の大好きなKinKiをたくさん見て!」「っていうか私自身がKinKiをたくさん拝みたいんだ!!」と他のKinKiファンの方を見習って要望を送り始めたのはここ2年?の話で。ぶっちゃけ要望が通ったかはどうでもよくて(笑)求める人がいるということだけ伝わればいいだけなんですけど。どうだろう、TOKIOやV6に負けず劣らず、華々しい本日を迎えることができたんじゃないかと私は思います。



このご時世、デビュー25周年、30周年、その先を迎えることが出来るかはわからないけど、もしその日が来たら今の私に「あの頃なんか非じゃないくらい幸せだよ」「KinKiは健康だから安心して」って言えたらいいな…言ってほしいな…なんて思います。


実は一生好きでいる気もさほどなく、いつか、明日にでも嫌いになってるかもしれないし、そもそも生きているかもわからないし、1997年7月21日に20年後「20周年おめでとう」と言っている未来も全く想像していなかったし。
でもやっぱり20年以上好きでいるものを簡単に手離す勇気もないので、これからのご活躍とこれからの仲良しを願っています。ftrが元気だと私も元気になれるから、私もできることをやります。これからもたくさん楽しんでいる姿を見せてください。末永く、よろしくお願いします♡

*1:今はなき音楽番組『HEY! HEY! HEY!』でソロ出演した光一さんがコメントし、当日だか翌日だかのJwebで剛さんが三文字更新。光一さんの発言を受けたと思われる、今思えば匂わせ案件なのでは!?(笑)

*2:乙コンオーラスの挨拶。

*3:2016年12月発売の日経エンタ連載。