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やさしい あくま

あのひとは悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔

EndlessSHOCK2017東京千穐楽 & 主演公演1500回達成 に乾杯!

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私はひどく飽き性なのでストーリーのある作品を何度も楽しむことってほぼないんですが、SHOCKだけは別格。
幸せなことに、Endlessになった辺りから毎年観劇していて*110年以上になりますが、新鮮に楽しんで、驚いて、切なくさせる、こんなミュージカルはそうそうないのでは?なんて思います。



SHOCKの特に好きなところはね、まずは『ストーリーを差し引いても楽しめる演出』でしょうか。


Endlessになってからストーリー重視になったとよくインタビューに載ってるけど、それだって昔は「あのシーンは一体何を意味して…?」なんて話をお友達としながら帰路についてたんですよね。各々の解釈以前に、何がしたいシーンかよくわからなかった(笑)。
そんな感想を抱いていても毎年通っていたのは、とにかく演出が豪華だったからかな。


羽根の生えた天使のように飛ぶ、階段からゴロンゴロン落ちる、殺陣も群舞も日本舞踊も和太鼓も客席登場もマジックも、ん~まだ何か書き忘れてそうなくらい盛り沢山な演出のほとんどを、主演の光一さんが出ずっぱりでやってるのが単純にスゴイ。
何度か通えば他の出演者目当てにもなるものですが、私もはじめのうちは光一さんのことしかまともに認識出来ていませんでした。それでも「光一くん以外はそんなに知らないし話はところどころ謎なところあるけど、なんか圧倒的で楽しかった!」って思って通ってました。当時ハタチそこいらで大学生だった私には決して安いチケットではなかったけど、また観たい!と思わせる求心力のある演目が盛りだくさん!素晴らしいです。



『キャストが変われば見方が変わる』ところもすっごく楽しんでいます。


共演者のチカラを特に感じたのは、オーナーがコウイチより年上になったときかな。
アキヤマ・オオクラといった同世代オーナーの若くて未熟な雰囲気があったからこそ、コウイチの圧倒感、「コウイチの凄さは俺が一番わかってるよ!」も映えるんでしょうが、この頃のコウイチは人間味がないというか非常に達観していた印象でした。
そんな達観した人なのになんで本物の刀をライバルに渡したのよ~カンパニーのなかでは大人な考えを持ってるはずなのに~うまくやりなよ~*2って毎回腑に落ちなかったんです。
そしてこの時期は光一さん自身も「コウイチを演じるために、自分自身も完璧でいなきゃ!」(意訳)みたいな発言をしていて、お芝居のためにそこまでする必要あるの?ってこれまたあまり腑に落ちないというか、光一さんとコウイチの境目が曖昧になっていました。


Endlessのオーナーが年上になったのは、2009年のウエクサオーナーが初なのかな。オーナーが“同世代(演者仲間)”から“親世代(仲間兼リカの親)”と一歩引いた立ち位置になったことで、コウイチから青さが垣間見えるようになりました。
さらに「本物の刀を渡すシーン、男同士はねぇ相手を煽って喧嘩ふっかけるようなことも、ときにあるんですよ」(意訳)みたいなコメントも読んで心情を少しは解釈出来るようになったかな。嬉しかったし解説ありがたかったです。まぁ、なぜ本物の刀があったのかという物理的な疑問は問い質さないでね…(笑)。


リカ役も変化の違いを楽しめるキャラクターですよね。
声色ひとつで「今年のリカは大人っぽい/無邪気」「コウイチに対して憧れが強い/恋に対して憧れが強い」と分析したくなっちゃう。
近年はリカ役の女優さんと光一さんの歳の差が干支一周以上だったり、ファンも確実に歳を重ねてるので、『Yes,My Dream』のリカソロパートで客席から絶妙な姑・小姑臭が漂ってませんか?(笑)観客がキャラを掘り下げるのは良いけど埃を指で掬うような雰囲気作りは避けなきゃ~なんてね(笑)。



そして、SHOCKの一番好きなところ、一番チカラをもらえるところは『毎公演、最低でも100%を発揮する』気持ちが劇場全体から強く感じるところ。


“日本一チケットが取れないミュージカル”と呼ばれる所以のひとつにリピーターの多さがあるとは思いますが、カンパニーがそれでもダレない理由のうちのひとつに“失われた公演”があったことは挙がるんじゃないかな~それが悔いのない“仕事”を毎公演全うしようとする気持ちにつながってるんじゃないかな~と想像しています。


正直ジャニヲタなら過去に「あれ、今日の○○君、なんかダンス手抜いてない?」「え、コンサートの当落だけじゃなくて公演にも当たり外れがあっていいんですか…?」みたいな。あるじゃないですか。それはそれでナマモノとしては間違ってないと思うんですが、でもせっかく当選できて待ち焦がれていた公演でグダグダなもの見たい人なんていないですよね。
でも、SHOCKは何回通ってもそう思わされることなーい♡(惚気か)(惚気だ)


というか私自身が一公演一公演を大事にしていない時期、まぁまた来年やるでしょって思ってた時期がありまして。
でも、来年も観れると思ってた演目が無くなったり、来年ちゃんと観ようと思ってたキャストが変更になったり…。そして2011年の大震災の影響で、価値のないただの紙切れに変わってしまったチケットも、未だに捨てられずにいます。
あのとき、震災後はしばらく「エンターテインメントは贅沢品・二の次」という風潮もあって、エンターテインメントから日頃元気をもらっている私はとても悲しかったし、観劇出来ることって当たり前じゃないんだな、需要と供給と世間と、がバランス取れてないとダメなんだなって強く思わされました。


セットが倒れる事故があった翌日のチケットも、あぁまたあのときみたいに紙切れになっちゃうって落ち込んで…。
結果、翌日の夜に公演再開されたので無事に観劇出来たのですが、あの日の空気は忘れ難いです。報道陣がわんさかいて仰々しかった怖かった*3
あの日は幕が開く前に、光一さんからお言葉があったんですよね。「大丈夫?という気持ちで肩に力が入ってしまうかもしれませんが、安心してSHOCKの世界をお楽しみください」って。公演の再開を一番望むのも、一番恐れているのも、座長である光一さんだったのではと思いますが、座長としてとても冷静な、且つ力強い言葉だったことを覚えています。
「事故のあった劇場でショーを続けているのか…!」この台詞はあまりにも意味を持ちすぎてフラットに観るのはちょっと難しかったけど、そんななかでの『夢幻』、あえて誰も気負わずにこれまで通り舞い踊ったであろうあの夢幻は、魂の集合体が煌めいているようで鳥肌が止まらなかったなぁ。


そして毎公演が100%だからこそ、カーテンコールで見せるあの笑顔があるんでしょうね。
SHOCKを思い出すと、きらびやかなシーンも切ないシーンもたくさん浮かんでくるけど、カーテンコールでオーナーやライバルや劇場を見渡して笑っている光一さんが一番印象的だし一番好きかもしれないなって思いました、最近。



光一さん、そもそも公演回数を意識して舞台に立っていないとよく仰っています。以前のインタビューでも「通算2000公演を迎える日?考えられない!」って。
でも、たしか当時は帝劇公演だけだったかな。梅芸博多座が増えた今はどうだろうか。本日の千穐楽でも話題に挙がったそうですが?



KinKi活動での光一さんもむっちゃくちゃ大好きですが、SHOCK公演中の光一さんも大好きなの*4
いつも記録に縛られてるような気がしないでもないので(笑)、総公演数はさておき、光一さんの身体が動く限り、他者*5からの邪魔が入らない限り、本人の意志がある限り、光一さんがSHOCKを続けられればいいなぁと思います。


さぁ、それでは御唱和ください!

私はコウイチに付いていく!ずっとそうしてきたし、だって…それしかわかんないよ…!

これからもSHOWに邁進する光一さんを応援します。
だってそれしかわかんないから!!!




追伸

サントラ第2弾が発売になります。
まぶたを閉じれば目の前に帝国劇場が広がること間違いなし!是非お買い求めください。

光一さんの仕事に対する姿勢を知りたければエンタテイナーの条件は必須!ジャニヲタだけでなくアイドルにも課題図書って言っちゃうよ!

*1:MILLENNIUMもご縁があって観劇しましたがほぼ覚えてないという…。

*2:後に「本物の刀をお前が使うことだって出来たはずだろ…」ってライバルが嘆く台詞も追加になってたはず。

*3:ちなみにロビーにいらしたジャニーさんも厳しい表情でしたが、私は初の生ジャニーに相当浮き足立ったものです…。

*4:でも他の舞台にも立ってもらいたいしソロコンもまた観たい…光一さん分身しないかなぁ…。

*5:事務所のゴタゴタに巻き込まれるとか劇場のゴタゴタに巻き込まれるとか。