やさしい あくま

あのひとは悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔

SexyZone勉強中

これは、2011年の秋の始めにそのグループを目にしたとき
「ついに知らない男の子がデビューした」
と呟いた女が、2016年の春に
「5人が、大好きなメンバーと永遠に一緒に居られますように」
と祈りを捧げるようになるまでのお話です。



というかただ単純に、そう単純に、初めてSexy Zoneのコンサート(4/23 1部公演)を観たんだよ~って感想文を書きたかっただけなのにこんなに時間をかけてこじらせてしまうのは何故だろう…。どうしてこんなに軌跡綴りたがり屋なんだろう…。鮮度とは…。


そして、春の陽気に誘われて
「んあー!女子高生になって「聡くん本気愛♡」を掲げたい人生だったー!!!」
とか心のなかで軽率に言ってるんだけど、担降りではなく相変わらず事務所担としていろんなグループのこと観て、聞いて、書いて、生きていきたいと思っています。余の辞書に節操はない。あー言い切っちゃった。


MステSPでの“オトナZone”

2008年以降、少しずつJrから目を離している間*1に活躍し実力をつけていったのがふまけん、入所したのがしょり聡マリという印象です。
約20年程ジャニヲタしていて、顔の知らない子がデビューする日が来るなんて想像していなかったし、結局キスマイ・えびじ・ジャニストは割と知ってる子だから、そういう意味では今までのデビュー組で一番思い入れがなかったグループかも。


ただデビュー当時からその顔面偏差値の高さがジャニヲタ界隈で話題になっていましたよね。
まぁ私はお顔が整っている子よりバランスあれれ?な子の方が好きなので聡ちゃん推しですけど^^お友達にはB専*2のレッテル貼られてますけど^^ここ笑うとこですけど^^


握手会とかほぼZoneとか格差とか、なかなか明るい話題から遠ざかってるなぁと気にしつつ、そんなネガティブ事象に対する嘆きも“セクシー鬱”と呼ぶセクシーガールさんの健気さを遠巻きながら見守っていました。


2015年にJUMPにハマった身なので9/23放送のMステFESは若手のターンも楽しみにしていたんですけど、一番衝撃的なパフォーマンスを魅せたのは、私にとってはSexy Zoneだったかな。JUMPのパフォーマンスも良かったけど。事務所担だからどのグループも良かったんだけど。でもオトナになって低く転調した『Sexy Zone』には驚きました。「これは…ほんまもんのセクシーや…」と心の中の関西人が唸ったとかなんとかかんとか。


『Sexyバスツアー』『Sexy寺修行』の求心力

  • 俺たちの湯けむりSexyバスツアー
  • 祝5周年突入企画!4年でたまった煩悩を祓え!壮絶Sexy寺修行!?

この特典DVDタイトルを知ったとき、「あ、スタッフがグループ名で遊び始めた」って思ったよね!心底褒めてる!

これまでの売り方をあまり知らない*3けど「今回は5人らしい」「愉快なタイトルの特典が付いてるらしい」でこうやってひとりの他担が金を落としたんだから、その戦略はたとえカンフル剤だとしても正しかったんだと思います。寺修行はお友達に借りたんだけどね、てへへ。


バスツアーは、集合・バス移動・観光・食事・お風呂・就寝、とがっつりカメラ回ってるのに「プライベートで揃うの久し振りで~」などと無垢な瞳で教えてくれるせくぞんちぁんに「なんか…プライベートだと言い切ってくれてありがとうな…」と感謝の気持ちでいっぱいになったし、5人で居るのが楽しくて仕方ないんだろうなぁと思わせてくれる構成で素敵な旅映像だと思いました。かわいい子には旅(番組)をさせよ、と常々感じている私にはたまらない映像です。

カラフル Eyes(初回限定盤C)(DVD付)

カラフル Eyes(初回限定盤C)(DVD付)

寺修行は、よりバラエティ番組っぽく仕上げてもらったというか、修行ロケの様子をメンバーが別途見て、映像止めてコメントして~ってのがひたすらに微笑ましかったです。メンバーの些細な仕草に茶々入れて笑っている姿を見せてくれる、これは立派なファンサービス。



この2枚でメンバーのキャラクターを垣間見たというか、例えば勝利くんはおとなしい子だと思ってたけど意外と辛辣なツッコミするのね~とか、風磨くんの発言はウィットに富んでるけどすぐ下ネタに結び付ける(?)のね~とか、沼にハマる前後のイメージってこういうことか!と。いや、まだ沼にハマりきってないから書けないんだけど。でも5人に対してより一層の好感を抱いたのは確かです。
しょリオリオリオリオにも特典DVD付ければよかったのに~とか言っちゃうもんね。


Welcome to Sexy Zone

そして迎えたコンサート。
あまりのグッズ列*4に心折れて何も購入できずペンラ厨涙目でしたけど、コンサート!楽しかったです!あれだね、ちゃんとアルバム引っ提げてるね!(笑)


これが書きたいがための上記前置きだったのに二週間も経とうとしている今思い出せる記憶が…とか思いながら脳内必死に掘り起こす。いろんな人の感想読んでるから頭ごっちゃになってるけどお許しください。セトリは拾い物。


  • 1.カラフルEyes

例えるならKAT-TUNのような!黒銀赤でゴリゴリのお衣装なのに!“カラフル”じゃないじゃん!と突っ込みは入れたいけど、久々に5人揃いのシングルを早々に歌いたかったのかなと解釈しました。
あと全体的に歓声が小さい。とにかくお顔に見とれちゃう説とかJr担がたくさん入ってる説とかあるだろうけど、コンサートはみんなで声だして盛り上げていきたいな。アイドルは“黄色い歓声”ほしいんだよ。私みたいなアラサーより若い子率先して声だしておくれ~(笑)

  • 2.Celebration!
  • 3.Make my day
  • 4.ぶつかっちゃうよ

とにかく今回コンサートに誘ってくれたお友達は『Make my day』『ぶつかっちゃうよ』が大好きで、イントロだけで私達の席は大盛り上がり(笑)特に『Make my day』は「絶対に花道を駆けてもらいたいの!」というお友達の要望通りにセンステに向かって突っ走ってくれていたから、目の前で夢が叶う光景に爆笑した。

  • 5.24-7~僕らのストーリー~
  • 6.New Day

後々検索したところバクステでお面をはずす聡ちゃんのお顔がエロいと話題なんですけど、座席の角度の問題で表情が見えず、しまいには花道を走る姿が座敷わらしのようだとか言ってました。
和物だねぇ、と呑気に構えていたら和太鼓出てくるわ殺陣始まるわで「これが噂のジャニワ…?」ってなった。ジャニワ未観劇。

  • 7.IF YOU WANNA DANCE
  • 8.Ghost~君は幻~
  • 9.Sweety Girl

多感な10代後半、かっこつけたいお年頃でしょうに、こんっっっなに可愛らしい楽曲とテーマとお衣装でニコニコと愛嬌を振り撒いてくれた聡マリちゃんにダンケシェーンと言いたい。から言う。ダンケシェーン(‐人‐)
ピンクスーツがおとぎの国のジェントルマンだったマリたんも素敵だけど、いやちょっと聡ちゃんのくまさんパーカーの可愛らしさよ…!ここまでの数曲で「聡ちゃんのダンスはダイナミックで男らしくて、でも指先まで繊細ですごく好きだな」なんて思っていたので、ひとつのコンサートで一番振れ幅を感じた人が聡ちゃんだったことにすごく満足しています。18歳って年齢は本人のさじ加減でかわいい/かっこいいを容易に切り替えることができるから個人的に一番オイシイ年齢で、でもかっこいいに寄りたい年頃でもあるよね、と思っていて、だからこそふたり曲で魅せる際に自身のニーズとキャラクターをある程度理解した上であの衣装で行こうと決まったのが素敵だなって。って、衣装の方向性はマリたん、詳細は聡ちゃんが決めたってどこかで見た(ソースがない!)からわーわー言ってるけど実際は大人が決めたのかな?まぁそれならそれでいいや。
演出としてはもっとふたりでキャッキャするシーンがあっても良いかなぁと思ったので改善の余地あり!今後に期待!ですね。

  • 10.無邪気な時間は過ぎやすく
  • 11.フレンド

2階トロッコに乗り込んだ瞬間の勝利くんのお顔があまりにも可愛すぎて数日間うわ言のように「佐藤勝利の顔がかわいい…」と呟く日々でした。あんなに小さなキャンバスに綺麗なパーツが完璧なバランスで並べられてるの、本当に奇跡。親御さんに感謝。コンサート帰りにお友達とご飯を食べながら「あの顔は事件に巻き込まれてもおかしくない。誘拐されちゃう」「あの顔で生まれたら冗談じゃなく人生変わる」と真顔で言ってた。圧倒的顔面力ってこのことか…私も男前はいろいろ見てきて目が肥えているつもりだったけど…まだまだだな…と、尾を引く衝撃でした。
あ、歌の記憶はない。

「進研ゼミでやったやつだ!」ならぬ「昨日のMステで見たやつだ!」。きんぐはこの日の夜にアメリカで写真集撮影だったようだけど、土曜公演は1・2部共にパフォーマンスを披露してくれました。
やっぱりJrを応援することは心がヒリヒリするから私には出来ないな~と思いつつ、皆さんの好きなJrがずっとメディアに出続けることを祈るし、きんぷりはきんぷりという集合体で素敵だったから6人仕事をいただきたいところですね…。

  • 15.勝利の日まで

『勝利の日まで』の後にJrじゃなかったっけ?記憶が…。振付指導があったけど二小節だけだったので、もっと教えてほしかった!踊りたい!かつてエイトコン(FTON)ではおばちゃんロックのサビ丸々をみんなで覚えたものだよ。イケるよ。

  • 16.You're the only one
  • 17.Mr.Jealousy

ケンティかっこよく歌い踊ってくれていたんだけど、なにせJr衣装がどうしてか野球の審判のようで。素敵な人達がステージに出てるんだからもっと素敵になるはず。

  • 18.BE CRAZY
  • 19.Love Confusion

椅子ー!椅子とジャニーズといえば、V6や亀ちゃんやBESTなどなどと共演を果たし、アイドルへの『ちょっとした色気』を手助けしてきたアイテム。Sexy Zoneもなかなか色っぽく演出していた記憶があります。演出を見て、この曲のこともっと好きになった。

  • 20.Easy come!Easy go!Easy love!
  • 21.Electric Shock

可能なら「ふまけん is Destiny…」と膝を折りたかった。
歌がジャニーズっぽくてガシガシ踊りそうだしいいなーと思っていて、開演前にふまけん曲だとお友達に教えてもらって、コンビ厨運命厨はここに墓を…!?とか思ってたのに。皆さんの感想を読み漁ると似たような意見が多いのかな。せりあがるセンステにふまけん背中合わせで存在するだけで尊みが増すのにねー。
私は勝手に、ふまけんにじんかめを重ねてしまうので、だからこそ強めのシンメほしかったところですね。多分総じて期待しすぎただけで格好の良い演出にはなってたかと思うんですけど。

  • 22.Last winter's night

ふまけんでせりあがらなかったセンステを独占する勝利くんを目の当たりにして「これぞせくしーぞーん…」と唸った。絶対0番。(でもこの後のふうまくんソロでもセンステあがるんだけどな)

  • 23.But…

本人もファンも言われたくないのかもしれないけど、まぁとにかくJINAKANISHI感が強い(笑)。歌声も発言も演出も、仁くんを思い出すには充分でした。元仁担のお友達にずっと「仁くんじゃん!?仁くんだね!?」って言ってた。しつこさに反省。

  • 24.HiHi JET
  • 25.カナシミブルー

光一くんが可愛がってる岸くん、がきんきを歌っている!嬉しい!ぷりんすちゃんかっこよく決めてるのに歌い出したら歌声が青くてかわいいなー。

  • 26.勝つんだ!WIN
  • 27.誰にも解けないミステリー

ファッション誌で見るオールホワイトコーデってこんな感じ?(笑)この曲もガツガツ踊ってて素敵だった記憶。Sexy Zoneは想像より過剰なファンサをしないから好感が持てた。

花道横並び。発表時に3人Zoneだったこの楽曲で聡ちゃんがセンステでセンターを担っている姿、嬉しかったなぁ。

バクステ。勝利くんが聡ちゃんの顔を覗き込んでワチャワチャした後しゃかりきに踊り出すの、「ん~よくわかんないけど楽しそうだねぇよかったねぇ」と菩薩みたいな顔して眺めてた。この瞬間に私のなかでしょり聡始まった。

  • 33.Congratulations
  • 34.マワレミラクル
  • 35.BAD BOYS

手は振らずギター弾きながらトロッコでアリーナを横断する勝利くん、斬新(笑)俺のギターテクを見よ!=ファンサってこと?(笑)

  • 36.Power of Run



ファンの全員が全員、これまでのグループ運営に不満を持っていたわけではないのかもしれませんが、私がTwitter等で目にするSexy Zoneファンの皆さんは
「大人の決めたやり方 それが正解なの?」
の歌詞の通りに振り回された4年半だったんじゃないかなぁと思います。そう思うし、これでその日々が終わりとも断言できないんですよね。
でも私は今回初めてコンサートにお邪魔して「5人のSexy Zoneって、すごくいいね!」と感じたし、勝利くんもそう思ってもらいたいと会見で発言して、それは『この5人で活動を続けていきたい』の意思表示だと受け取りました。


これからのSexy Zoneとセクシーガールがセクシー鬱の再発に悩まされることなく薔薇色の日々を過ごせますよう、引き続き遠巻きに見守っていこうと思います。

*1:端的に言うと、Ya-Ya-yahがデビューできなかったトラウマによる…。

*2:って死語じゃないかとふと考える昭和生まれ。

*3:からディスコグラフィーざっと見たけど、ポニキャさんこんなに売り方エグいのか。流通限定版?で種類増やしたり、忘れてたけどミュージックカード事変とかあったね。これはセクシー鬱になる…。そしてダンスレクチャーDVDが特典についてるものもあったけどその割にコンサートであんまり誰も踊ってなかったの闇では…?

*4:いやあれ誰が得するやつ?