やさしい あくま

あのひとは悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔

『道は手ずから夢の花』『Ballad Selection』インタビュー掲載雑誌感想

えっ!?『道は手ずから夢の花』発売から約11ヶ月経ったってー!?!?


この一年、雑誌を読む時間がまとめて取れなかったので*1、昨年秋~年始までの雑誌を読み返しました。
さて、この調子だと今夏の雑誌はいつ読めるんだろう…(笑)


ザテレビジョン(11/5号) 350円

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二人ともチェックのベスト、光一さんはベージュトレンチ、剛さんはカーキトレンチを肩に羽織って(一年前の)秋の装いです。KinKiのパーソナルカラーはどれなんだろうなぁ~って自分が診断受けたこともあって考えはするんですけど、顔が良いから何色でも似合うね♡って秒でなる。脳細胞がダメになってるヲタク。

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『道は手ずから夢の花』編曲は光一さんのアイデアでオリエンタルな雰囲気を出していると。間奏のメロディとふたりのフェイク(でいいのかな)が重なりあうところはKinKiの歌の上手さあってこそ!だと思ってるし、声が楽器のように響いていいですよね。まぁ今ではすっかり“としふみ事件”の印象が強い微笑まソングと化しているけど(笑)
アリーナツアー中のインタビューのため初日の武道館公演の話も少ししているけど、どちらも「どの会場も思いは同じ」という言い方なので武道館惨敗勢は救われる思いです。


TVガイド(11/5号) 340円

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真っ白の華、真っ白の蝶、真っ白のロウソクに囲まれた清楚キッズ!お洋服も白くてナチュラル路線ですが、ゴテゴテゴージャスなKinKiが好きな私としてはちとものたりない感もあります。

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ちょいちょいツボが散りばめられてるんだけど、
剛「キンキのコンサートのことをファンの子達が“キンキ婚”って呼んでるんでしょ?僕らとファンのみんなが結婚しているような関係性を築いているって解釈ならハッピーだよね。俺と光一が…ってなると手続きとかの問題があるからね(笑)」がごめんなさい後者だしマジレスありがとうございますだしじわる…w
一問一答の『相方のピュアなところは?』の回答の
光一「影響を受けやすいところ」
剛「(略)みんな分からへんかもしれへんけどあんなに分かりやすい人いーひんよ」
のわかりあってる感もただひたすらシンプルに好きです。


TV LIFE(11/5号) 330円

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室内撮影もロケ撮影もあり。光一さんの衣装はデニムのノーカラージャケットなんだけど、いつもノーカラー着させられてる時はイマイチ似合わないなぁ…と思ってる。私は。今回は黒のストールを巻かれているのでそこまでの違和感はないですけどね。剛さんは譜面柄のガチャガチャしたシャツなのに負けてなくてすごいな。

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他誌でも語られているけど、道手ずはスタッフはアルバム用で考えていてシングルにするならもっときらびやかに!とアレンジしたけど、KinKiの意見でシンプルな編曲のシングルカットになった、という話。Nアルバムのインタビューで「スタッフと意見は異なったけどふたりで選んでこのシングルにしました」って発言はありましたもんね。


ザテレビジョンCOLORS(vol.26) 890円

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アラフォーアイドルにあてがわれる純白グラビアという響き…!曲のイメージが故だと思うけど、各誌秋っぽいダークカラーの写真もあれば雪のような白を貴重とした写真もあって面白い。

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ツアーセトリにソロを入れた話、剛さんが渋ったくだりは別途日経エンタの光一さん連載で語られていたけどなかなか興味深いところ。喧嘩はしないふたりだけど、ちょいちょい繰り広げられる攻防戦にドキドキするのもまたKinKiの楽しみ方のひとつだと思っています。
剛さんの思うカッコいい男の共通点「嘘をつくのがヘタ」「“俺はコレ”という確固たる何かを持ちながらいろんなことをやっている人」って…え、私完全一致する人知ってる…ってざわつく遊び。「強がってなくて」っていうのは光一さん真逆だなって思うけど、つよしさんがKinKi Partyで伝えていた、
剛「しんどいときとかつらいときは頼ってね」(意訳)
光一「つらいときなんてないよ!人生楽しいぞ~♡」
のやり取りを思い出してしまいました。光一さんはずっと剛さんのお兄ちゃんだから、いつまでも強がるんじゃないかな。そういうふたりの関係性が好きですけどね。


TVnavi SMILE(vol.22) 650円

本人たちへのインタビューはないものの、武道館ライブレポと先輩・後輩・リポーター・ライター・カメラマンさん等からのメッセージが掲載されていたので購入。本人たちの言葉はもちろん、関係者からのメッセージってめっちゃ誉めてくれるし嬉しいものです!

記事

以下敬称略で、
松岡「ふたりでやることで、可能性が無限に広がる」わかる!
岩橋「ジャニーズを代表するシンメ」わかる!
内「同じ名字で同じ年に生まれたふたりが同じ時期にジャニーズにいて20周年を迎えるんですから、ふたりは運命やと思いますね」わかる!
勝利「自然とふたりの歩くスピードが揃っていてかっこいい」わかる!
健人「ひとりでは出せない力を出せるのがデュエット」わかる!
レポーター駒井「ファンの方の双眼鏡率が高いような気がします」わかる!
カメラマン黒澤「ちょっとした表情や仕草だけで絵になる」わかる!
総じてわかる!


TVfan(11/29号) 370円

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今回のシングル宣伝では珍しい黒バックの写真。横顔剛さんの睫毛の密度がすごい…!お人形さんみたい…!

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道手ずはアリーナツアーでだいぶ歌い慣れてからテレビ披露だったけど、バンドじゃないと別途調整が必要でそれはそれで大変、というような話。この楽曲は生で聴いたときも純粋に難しいなと思ったので、アリーナツアーを経てテレビで歌ってくれたのは本当によかったと思ってます。急にテレビだったら絶対爆死してたやつ…。


SPA!(1/3・10合併号) 420円

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タキシードに蝶ネクタイでビシッと決まってるKinKiはとってもかっこいいんだけど、表紙に「このエロ漫画がすごい!」と書いてある雑誌を買うのは本当に恥ずかしいから毎度困ってる…。

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20周年にやってほしいことアンケートをSPA!さん独自で集めた結果が『ドラマ共演』がトップだったと!その希望は2017年7月21日に叶うし、その打ち合わせも取材の頃(2016年の年末)にはしていたでしょうけど「僕らがやりたいからといってまとまる話じゃない」と超絶クールに切り返されている…SPA!さんいい質問だったのに…(笑)
君の名はブームを受けて、ふたりが入れ替わったら?の質問で光一さんは「筋トレしてそのままお返しします(笑)」って答えてる~。光一さんTVでも雑誌でも、つよしさんに対してここ1年「最近痩せすぎ」「筋トレしたらいいのに」とちょいちょいぼやいているので、乃木坂さんゲストのブンブブーンで筋トレトークできたの嬉しかっただろうな♡


TV LIFE Premium(vol.20) 550円

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ページを跨いで赤い糸で繋がってる~ftr厨歓喜~\(^o^)/
あともうどうしても、KinKiがソファに座ってると笑ってしまう病…。

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バラードベストの宣伝で呼んでいただけたんだと思うけど、楽曲の話はほぼなく。歌の話はないけどもうすぐ20周年ですね、ということでご縁について語ってくれているけど、ふたりともとにかく真面目だなと改めて思わされました。特に光一さんは仕事仲間に対する真摯さ、剛さんは自分自身に対する真摯さが主かな。
剛「(ファンに対して)「僕に依存しないでください」って言ったことがあるんですけど、わざわざ待ち伏せしたり、その人のために用意周到に準備したり、尾行したりするような付き合いなんて必要ないよねって思う。」の言葉をもっと後輩たちも直球で伝えればいいのにな、なんて。後輩たち、何よりも自分を守るために、まっすぐ伝えてファンを育てないと後々歪みが出てくるんじゃないかしら。


ザテレビジョンzoom!!(vol.27) 590円

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立体的に書けるペンで創作するKinKiがイメージ通りというか、“KinKi”と“Kids”を別々で作ってふたりの作品を合わせようとしたスタッフさんの意向に気づかずにひとりで“KinKi Kids”と作ってしまう剛さんと(お話聞いて!)、さっさと作業を終えて剛さんガン見の光一さん(熱視線ありがとう!)ね~安定のKinKi Kidsだね~♡

記事

光一「今年が終わるとき、いつも通り「いい年だった」と思えたらいいと思います」なんて言葉を今現在見ると心がギュッとなるし、光一さんが感じた2017年をどんな形で伝えてくれるのか、年末が怖くもあり楽しみでもあります。


TV LIFE(1/7号) 330円

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モノトーンの衣装、一部モノトーンの写真もあって大変シック。よく見るとセットが凝ってないから時間ない中での撮影だったのかしら…?まぁKinKiのお顔自体がファビュラスだから地味感ないけどね!

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バラードベストの楽曲紹介。
剛「いつかふたりの楽曲だけを集めたアルバムも出してみたいですね」にはファンとしては「ま、また言ってる…(笑)」って正直思ったし、ここ数年の光一さんは「自作曲ムリ!作れない!」のターンをすごく表に出していたので「私もまぁいつかは聴きたいし気長に待つよ~」くらいのユルい感情だったのですが、突発からのあれこれで判明した自作曲のムード!あのムードを出されたのでアルバムとはいかないまでも新曲にはワクワクしています。というか突発起因でお互いがお互いになんとも言えない優しい甘い雰囲気を出しているというか、言うこと聞く感じになってる…気がする…!


TV station(1/7号) 330円

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ブラウン&ベージュのニットでほっこりする写真、と思ったけど、よく見ると背景にはちょっとした電飾(クリスマスツリーにつけるやつ)がわーっと置かれるだけ!ほぼ白ホリ!シンプルすぎる!

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バラードベストの宣伝なのに
光一「実は連続でバラードを聴くと眠くなっちゃう(笑)」
剛「普段、バラードを聴くことはあんまりないんです」
と安定の素直ベース。
ジャニワ光一さんゲスト出演(別名帝劇ガチャ?)の流れで「ジャニーズJr.の子達はどういう思いでここに立っているのかなぁ?って、ちょっと不思議な感じを抱きつつ」というやんわりした言葉に込められた“座長様”の心境が気になりました。ジャニーズが帝劇なんて、と言われるなかで踏ん張ってやってきた座長様が築いた現在をジャニーズJr.は知らないんだもんな…みたいなもやもやは、生きていると度々ある話なんだけど。


TVnavi SMILE(vol.23) 650円

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潔いほどの赤&青!ザッツメンバーカラー!編集後記的なものがないので、砂絵の意図が全くわからないです…。剛さんはスマイルマークだけど光一さんは…?

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光一「我々は実は似ているのかもしれない(笑)」20周年目前にしてようやく気付いたかと!というかたしかに趣味も仕草も違うふたりだけど本当に丸っきり考え方も取り組み方も根本から違ったらこんな関係は続かないと思いますよ。なんだかアニバの歌詞みたいになってしまった。
剛「光一やファンの人たちとできる限り一緒にいられたらいいなと思っています」この言葉が、今とても嬉しいです。

*1:かといって今がめっちゃ暇という訳もなく、KinKiはガンガン活動してくれているし、まず掛け持ちヲタクだし、あ~忙しや~。

高杉剛な夏でした。(堂本剛ファンの実写銀魂感想)

映画館には4回行きました*1


周りのお友達含め、ジャニヲタが足しげく映画館に通う姿を見て
「楽しそうでいいなぁ」「飽き性な私でも、気に入ったら通えるかなぁ」
と憧れにも似た感情を抱いていたので、結果的に何度も観ることが出来るビジュアル・キャラクター・ストーリーとなったことを非常に嬉しく思います。


2017年2月3日の23:30*2にメインビジュアルが解禁になったあの瞬間から、公式サイトを開いて心臓がドキッってなったあの瞬間から、今の今まで、ずっとずーっと嬉しいんだ。



銀魂』は漫画未読、アニメは実写映画宣伝用?の再放送で今回のメインストーリーとなる紅桜篇のみ視聴(新訳紅桜篇も観たいのに地元はずっと貸出中…)、つまり前知識ほぼなし。
しかも漫画アニメに疎い私は実写化することの深い意味合いがイマイチわかっていませんでした。でも『KinKi Kids物語』を別の誰かが演じ、且つ、SMAP兄さんとの思い出は手が加えられてる、とか想像したらちょーーー嫌ですね!!!

だから「一緒に泥船に乗りましょう!」と仰ってくれた作者の空知先生も、実写決定→ビジュアル発表→予告解禁→全国公開と逃れられない状況で「実写もこれはこれで良いじゃん?」と少しでも思ってくれた漫画アニメ銀魂ファンの方も、寛大で素敵だなーって。絶対に嫌!私の宝物汚さないで!って言う人の気持ちわかるし、そういう人しかいないものだと思ってた。



だって、正直、漫画アニメの高杉晋助(以下、高杉晋助)と、実写で堂本剛さんが演じた高杉晋助(以下、高杉剛)って、全然似てはないよな…って思います。

アニメしか見てないけど、高杉晋助は刀とカリスマ性で地位を築いた雄々しさをとても感じました。後姿の背中が大きくて、慕いたくなる。ついていきたくなる。
対して、高杉剛は雄々しさ控目で庇護欲掻き立てられる可憐スパイスが存分に振りかけられてる。後姿の背中がまあるくて(だってなで肩)守ってあげたくなる。…え、もちろん真顔に素面で綴ってます。
「実写銀魂=新解釈高杉」って納得できない人や、高杉の雄々しさ優先度が高めの人は受け入れ難いかもな…とか。


そのくらい、高杉剛の感想は
「(かっこいい、という言葉に留めて良いものか…格好の良さに加え明らかに、そう、かわいい…小さい…鬼兵隊の姫…お色気担当…だがしかしヲタク要素皆無の人に伝えるとなると最終的には)かっこいい♡」
になります。なりました、はい。


ビジュアルの話

とにもかくにもメインビジュアルで私と世間を騒がせたところはありますが、動画でもめちゃくちゃかっこいい。そしてかわいい。そしてエロい。三拍子。


私は剛さんの目が大好きで、それは初めて剛さんを見たときからで、役者堂本剛は目で語ると思っている人で、なので左目を眼帯で隠しても*3なお訴えかけてくる憂いや怒りの感情にさすがだわーと思っておりました。
伏し目のまつ毛も長くて美しくてね。村田鉄也(安田顕さん)も相当まつ毛長いけどね。


それにしても横顔があんなに綺麗とは気付かなかったです。20年以上ファンでいて初めて知りました。
岡田似蔵(新井浩文さん)に「お苦しみのところ失礼するぜ」(だっけ?)と話し掛けるシーン、壁にもたれた横顔の鼻口顎の造形、後頭部のまあるいフォルム、キセルを持った指先、総じて美しかったですねぇ…。左から撮ってるから大好きな目は眼帯で隠れてるのに、それでも好きなカットです。


口元で好きなのは坂田銀時(小栗旬さん)との殺陣のシーン。最終的にお互い刀ではなく拳で戦う姿は福田監督いわく「子供喧嘩」なんだそうで。剛さんは昔から力むと口がむうってなるイメージなんだけどここでもその口元が大画面に映って、拳で戦う姿はボクサー時枝ユウジを彷彿とさせて「愛はパワーだよー!!」と興奮すること間違いなしですね。って既に20年近く前のドラマなのかよギャフン。


あと、引きの画で桂小太郎(岡田将生さん)や銀時と対峙したり、天人(かつて敵対していた組織)と結託したため天人をバックに付けたりするシーンでは、ちいちゃさが際立ちすぎてCGかと思った。「俺達の総督愛らしすぎねぇか…?」ってなるでしょう。そうでしょう。そんな鬼兵隊のモブになりたいでしょう。


だけど(特に1回目)鑑賞時、そんなこんなでせっせとお顔を凝視してホクホクしていた私の記憶をパージさせたのは高杉剛のつるすべ御御足でしたけどねー!(笑)

ジャパンプレミアで「ネタバレになるかもしれないけど…御御足が…」と話題になっていたので「どんな状況?かっこいいキャラじゃないの?たしかに脛毛は剃らされたってブーたれてたけど?」と気になっていましたが、
いやもう、鑑賞したら一目瞭然に御御足。
全てをかっさらう御御足。
しかも絵面が引きの長尺。
しかも「倒れたときの右手が最高」って感想見て確認したらたしかにあの右手が映ることで姫度が倍率ドン!だった。
あの右手めちゃくちゃかわいい。
そんな高杉剛が虚ろな眼差し(かわいい)で「銀時、お前に俺が殺れるかな…」って言ってくんのズルい💢自分のかわいさ知ってるじゃん💢


さて、福田監督はどんな気持ちでこのシーンを撮影し編集したのでしょう…(笑)。
こんな注目の浴び方は二度とないでしょうから、ファンとしても貴重な体験をしたと思います。


お芝居の話

演技力うんぬんについて、一介のヲタクが語るのは大変おこがましいのですが、ただ、声の表現がすごく豊かで素敵だったことは書き残しておきたいです。

攘夷戦争のときの高杉剛、「銀時、桂、そっちへ回れ!」の声は精悍な若人って印象なのに、銀時とやり合って倒れた時にまた子に放つ「手ぇ出すんじゃねぇ」の低音からは、松陽先生が捕らえられてからのやるせない思いを抱えた年月が詰まっている気がしてすごく重くて好きでした。
ニュートラルなときの話し方は「今宵は随分とでけぇ月が出てる。かぐや姫でも降りてくるかと思ったが、とんだじゃじゃ馬姫が降りてきたようだ」(みたいな台詞)(ちなみに手元は萌え袖)を最初に聞いたときの絶妙な違和感、“バラエティ・ラジオの堂本剛”とも“役者の堂本剛”とも違う気がしたんだけど、今思い返せば“歌手の堂本剛”が一番しっくり来るかもしれないです。
特に「お苦しみのところ失礼するぜ」「先生を奪ったこの世界に、喧嘩を売るしかあるめぇよ」「銀時、お前はこの世界に何を思って生きる」辺りの“ら行”の発声がなんだか歌っているようで、小栗旬さんが今回のインタビューで剛さんのことを「音楽を身に纏っている人」と称してくれたのは雰囲気だけの話じゃないのでは、なんて思います。
それにしても、あの月9俳優小栗旬に「剛くんもうあんまり芝居やらないのかなぁ…芝居しないならあの才能くれないかなぁ…」と言ってもらえる自担様…!!!かっこいい…!!!


ストーリーや、アニメとの相違点の話

紅桜篇に関して、アニメ→実写→アニメ(61話のみ)と観た感想は、1コマ1コマの再現率がとても高いですね。
特に銀時と似蔵の戦闘シーンは実写を観ていて「このシーン、アニメで観たぞー!!」と興奮したものです。予習の成果が出た。
こういう完全一致なポイントがあると、原作ファンは原作に対するリスペクトが感じられるんじゃないかなぁと。



ただひとつ、銀魂素人の私が「え、これ大丈夫?怒られない?改悪って言われない?」と不安になった大きな変更点が、最後の最後、銀時と高杉の殺陣シーンです。
おふざけシーンはある意味想定内…いや想定外の箇所もたくさんあったけど…(笑)


紅桜篇のオチはどの媒体も同じ、高杉が江戸(というか腐った世界)をぶっ壊すために大量生産した紅桜(刀)が木っ端微塵になる最中、次のクーデターの機会を狙うために逃亡を謀る高杉を止めに入る銀時・桂、という構図、かな。


アニメでめちゃくちゃかっこいいのが、天人と手を組み戦いの場から颯爽と立ち去ろうとする高杉晋助に、刀を向けた銀時と桂が背中合わせで言い放つ「次会ったときは仲間もクソも関係ねぇ!全力で、てめぇ/貴様をぶった斬る!」なんですよね。
道を違えたかつての同志を止められるのは俺たちだけだ、って高杉の強さも弱さも悲しみも苦しみもすべて(同意できないけど)理解できるからこそ俺たちがやるしかねぇんだって誓うシーンだと思うんです。
ってか銀桂の背中合わせ最高にかっこいい!!!


アニメではもっともっとストーリーが進んでから満を持して実現する『銀時vs高杉』が見れちゃうのが実写のウリというか、続編のない前提で高杉を出すなら戦わせちゃえ!ってなるのもわからんでもないし、ある意味“実写の新訳”というか“実写という二次創作”を作り上げなきゃいけなかったと思うんです。
けど、刀で戦い拳で戦い、お互い倒れた状態で刀を手に取った銀時に対して高杉剛の放つ言葉が「お前に俺が殺れるかな…」なのどうなん?
思わず躊躇いチャンスを逃す銀時に対して鼻で笑いながら「相変わらず甘ぇな」なのどうなん?*4
同志だからこそ俺が殺す、同志だからこそ俺は殺せない。
表裏一体とも取れるけど、これは解釈違いでは???
しかも「お前に俺が殺れるかな…」の高杉剛は色気ムンムンの御御足さらけ出してて完全なる姫なんですよ。いやそれは殺せないでしょうよ(どんな意味で)…。
そこも含めて、空知先生もファンの方も 実写銀魂のこのオチを受け入れてくれた人がいるならば寛大だと思った次第でした。




「映画誌なんて普段機会がないわ…KinKi露出も含めたら雑誌タワー出来ちゃうどうしよう」と覚悟していたのにインタビュー掲載誌は結局一冊もなく*5
「完成披露試写会なんて行ったことないけどこのキャストで当たる?倍率エグくない?」と構えてたのに出演もなく*6
なんだか思っていたのと違うぞーと思いながら公開初日を迎えたけど、こんなに自分も世間も高杉剛に心奪われる夏になると思わなかったから、めちゃくちゃ楽しかった。
他のキャストも、語るのは割愛するけど愛着湧くくらい素敵でした。
9月1日に公開される中国を始め、高杉剛が世界各国の観客を魅了していくかと思うと楽しみで仕方がないです。
ありがとうございました!



円盤化されたらあのシーンやらこのシーンやらを何度も再生しようと思います~楽しみ~ひゃっほ~♡
って、版権的に円盤化大丈夫…?

*1:1~3回目はビール摂取しながらの鑑賞でしかも「御御足…!」だったからあんまり記憶がない…。

*2:粘着質なヲタクっぽい…。

*3:かなり蒸れたみたいで「片方めっちゃサウナ…」ってぼやいた思い出も語ってくれましたね。かわいい。

*4:でもそう言われた銀時が「糖分の摂りすぎ、かな…」って呟くのはすごく好きな受け答え。

*5:ビジュアルが載ったのは数誌買った。そしてKinKi露出だけで立派な高層タワーが建ちましたけど。

*6:結局ネット中継もしていたしSNSを使った宣伝が強かったから、上層部の人はジャニーズにオファー出すの渋った人もいたと思うよよよ…。

【祝】KinKi Kids の二十歳に寄せて【20周年】

KinKi Kids様、CDデビュー20周年おめでとうございます!!
長年のご活躍のおかげで、ファンである私も幸せな2017年7月21日を迎えることが出来ました。ありがとうございます。


「CDデビュー日に生放送番組に出演して、たくさんの方に暖かい祝福の言葉をかけられるKinKiが見たい」
日付跨ぎのどんなもんヤSPと未満都市宣伝にて夢が叶いました。こんなに幸せなことがあっていいのか…前世で相当な徳を積んだのか私は…。

もちろんすべてが理想通りの20周年ではなく、悲しみと切なさと不安に絶望した7月上旬を過ごすとも、本人不在のお誕生日会ならぬ本人不在のアニバイベントを過ごすとも思わなかったわけですから、早く思い出話になれば(=完治・根治すれば)いいなと今はひたすらに願うのみです。


まぁでも、人生なんてこれっぽっちも予測出来ないもので。

KinKi Kidsデビュー前~デビュー当時の私に教えてあげたいこと。
『理想のお兄ちゃん』だと思っている堂本剛くんのこと、22年経ってもびっくりするくらい大好きです。
しかも22年経つと「このいとおしさは他人に対するものではない…もしや産んだのでは…」とか頭のおかしなことを言い出します。なけなしの母性。
「光一派?剛派?」「私は剛派!」なんてやり取りが不毛に思えるくらい、気付けばftrに思いを馳せるし、堂本光一くんに対しては特に課金ユーザーになっています。
「この地域で一番KinKiに詳しい人になりたい。KinKi=わぁ、って思われたい」と同担拒否予備軍みたいなことを思うようになるけど、ある意味願いは叶います。なぜならあなたが生きている狭い世界のKinKiファンは中学校でどんどん減っていき気付けばファンの看板を背負っているのはあなただけになるからぁ…(苦笑)。ちなみにあっという間にJrとの掛け持ちも開始してデビュー組も追いかけて、そこから約20年節操なしとして生きていきます。気が多い女だな!
「こんな教室で授業を受けてみたい♡」と描いた、アイドルに囲まれた理想の座席表、2016年年末のTV雑誌でアイドル本人達が答えてるのを見てギョっとしたりもします(笑)
お小遣いをやりくりして買ったコンサートビデオ(時代…)を見ながら「いつか誰かコンサートに連れていってくれないかなぁ~」とぼやく日々ですが、アルバイト代でKinKiFCに入会したとたん、手当たり次第にコンサートに行くようになります。全国各地に飛び回って「日本狭いわ」とか言っちゃいます。いやぁ、大人ってイイネ!


デビュー10周年頃の私に教えてあげたいこと。
10周年イベントに落選してガッカリしているけど、なんやかんやの良きご縁があります。ご縁は宝、大事にしましょう。
ΦコンオーラスのKinKi Kissレポに大興奮するけど、その機会も必ず廻ってきます。覚悟しよう。
エンドリケリーさんに必死についていこうとするもビジュアルと作品が好みから離れていって不安になる日が来ます。「無理に好きにならなくていいよ」って、今思えばファンを切り捨ててふるいに掛ける言葉だったかもしれない。頭の良い人は素直に離れたかもしれない。でも馬鹿正直に「そっか、んじゃとりあえずソロは追わずにグループ活動を追おう!そして光一くんのソロめっちゃ好き系♡」と呑気に方向転換できたのがターニングポイントでもあるし、あのときに馬鹿じゃなかったら今の私はないかもしれないです!ありがとうあのときの私!
ちなみにいろいろと追い掛け過ぎて雑誌や録画物の管理が雑になるのもこの頃。どちらも財産なんだからちゃんと管理して~今から約10年分のファイリングするのは無理よ~


デビュー15周年頃の私に教えてあげたいこと。
光一「15周年なのにグループ活動全然してない」剛「ぼくも」のやり取り*1、今でこそ美談扱いだけど、当時の私は怒ってました。大人なのに自分で仕事も決められないのかよ言いなりかよスタッフもグループ活動に働きかけてくれよって。後に「みなさんの声が必要です*2」「解散を考えたこともある*3」などの言葉を聞くことで、もしかしたら事務所内でグループ自体がオワコン扱いだったのかな、とも思えます。ソロとして活躍すればするほど、真逆のことをやっているから世間も本人達もグループ活動に重きを置いていないと思われたのかもしれない。SONGSのインタビュー「ソロとグループで同じことやったって意味がない」「ソロ活動はお互いが真似できない世界を、グループ活動は他者が入り込めない世界を構築しなければ」を見た後だと愚問だってわかるけど、当時の私もグループ活動の意味がよくわからなくなってきて不安だったものです。たくさんの取材やテレビ出演でもってグループ活動の意義を叩き込まれないと信じることが出来なかったんだな。
TOKIOの20周年やV6の20周年みたいに、世間を巻き込んで盛り上がりたい!」「私の大好きなKinKiをたくさん見て!」「っていうか私自身がKinKiをたくさん拝みたいんだ!!」と他のKinKiファンの方を見習って要望を送り始めたのはここ2年?の話で。ぶっちゃけ要望が通ったかはどうでもよくて(笑)求める人がいるということだけ伝わればいいだけなんですけど。どうだろう、TOKIOやV6に負けず劣らず、華々しい本日を迎えることができたんじゃないかと私は思います。



このご時世、デビュー25周年、30周年、その先を迎えることが出来るかはわからないけど、もしその日が来たら今の私に「あの頃なんか非じゃないくらい幸せだよ」「KinKiは健康だから安心して」って言えたらいいな…言ってほしいな…なんて思います。


実は一生好きでいる気もさほどなく、いつか、明日にでも嫌いになってるかもしれないし、そもそも生きているかもわからないし、1997年7月21日に20年後「20周年おめでとう」と言っている未来も全く想像していなかったし。
でもやっぱり20年以上好きでいるものを簡単に手離す勇気もないので、これからのご活躍とこれからの仲良しを願っています。ftrが元気だと私も元気になれるから、私もできることをやります。これからもたくさん楽しんでいる姿を見せてください。末永く、よろしくお願いします♡

*1:今はなき音楽番組『HEY! HEY! HEY!』でソロ出演した光一さんがコメントし、当日だか翌日だかのJwebで剛さんが三文字更新。光一さんの発言を受けたと思われる、今思えば匂わせ案件なのでは!?(笑)

*2:乙コンオーラスの挨拶。

*3:2016年12月発売の日経エンタ連載。

SexyZoneにSTY!

今更ですが、Sexy Zoneさん、スタッフさん、Sexy Girlのみなさん、『Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 ~ STAGE』*1完走おめでとうございました!お疲れ様でした!
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お友達に誘ってもらって、3/25名古屋公演と5/6横浜昼公演に入ることができました。ツアー中もツアー終了後もなかなかよい評判がまわっていたかと思いますが、例に漏れず私のなかでも『楽しかったコンサート』『行って良かったコンサート』になりました。
特に名古屋公演は初日で、つまり客席全員当たり前だけど前情報皆無なわけじゃないですか!これはリアクションがたまらなかった!!


昨年のウェルセクツアーは1公演参加させてもらったのですが、当時の感想を要約すると「5人のSexy Zoneすごく良いね!でも思ったより歓声小さいな?」だったんですよね。
だから今回のSTAGEツアー初日の名古屋では、オープニングの映像でもメンバー登場でも勝利くんの「Sexy rose」でも黄色い歓声が沸き上がっていたのが嬉しくて楽しくて、これこれ~!って。もちろんシルエット生着替えからの女装でチキバのくだりはまさに“割れんばかり”で、その勢いのまま横浜公演も盛り上がっていたのでホッとしました。


アイドル誌(たしかMyojoかな)でメンバーがこぞって「名古屋公演の歓声がすごくて、ツアーをまわる勢いがついた!」というようなことを伝えてくれていて、名古屋公演で取り乱した甲斐があったし(笑)関係ないところでギャーギャー言う人は純粋に迷惑だけど叫ぶべきところで歓声が聞こえないとメンバーもちょっと不安になっちゃうんじゃないかなと思うんですよね。


特に今回のコンサート
・花道なしセンステなし、基本的にメインステージでの演出
・ソロ曲をメンバー全員で歌う
・女装
などなど、他グループのコンサートを観ている私からしても挑戦的で飛び道具の多いコンサートだなって印象。
それは主な演出を担当したふうまくんが事務所内外の諸先輩方の演出を観たり自分のソロコンで試したことをスタッフさんやメンバーに話してディスカッションしたりした結果なんでしょうね。
おそらくSexy Zoneコンサートでメンバーの意志がこれほどまでに反映されたことはないのでは?と考えると、この“提示”に対して然るべき反応をファンはすべきだと思ったので、メンバーの期待以上のリアクションがオーラスまで続いたであろうことが素晴らしいなと思います。


そういえば今回のコンサートはファンとの近さより演出に重きを置いていたし、知名度のあるJr.が前回よりバックについてなかった・そもそもついてるJr.が少なかったので「ファンサ目当てのお嬢さんは物足りなかったのかなー」なんて名古屋後に想像したのですが、私が見た限りでは概ね好評でしたね。その好評が他グループファンに伝わって他グループファンがチケットを探して観てSexy Zoneを好きになって帰る、という美しい循環ができていたように思います。
これからも自分達の信じる魅せ方を大事にしてほしいなぁ。




その好評な演出、多くの人の頭に「エモい」って単語が浮かぶものだったかと思います。
所謂Sexy Girlがセクシー鬱だった時代?3人体制を乗り越えて5周年に5人でステージに立てる嬉しさが爆発している感じ。


マリウスくんが説明する「STAGEのSを5に見立てて、5TAGE。TAGEはドイツ語で月日と言う意味です。5人の月日が積み重なって、5人での5周年が今!このときなんです!!(意訳)」なんてまさにそうで。流暢な英語で話してくれる*2んですが、Sexy Zone5周年を良くも悪くも“エモく”しているのはこの格差体制の過去なんでしょうね。
私は格差体制の時期に勇み足でファンになるほどハートも強くなかったので遠巻きに、本当に遠巻きに眺めていたのですが、まぁ結果的に「あの時代があったから今がある」のは間違いないけど、あんなツライ時代なくても良かったよねとも思う(苦笑)。
グループの物語を深めるには悲劇展開も必要なのかもしれないけどさ~でも~…とか考えていたら、ふうまくんがいつだかの挨拶で「あの時代を美化するつもりはない(意訳)」と言ったらしいのでいろいろと安心しました。それでいいしそれがいいです。ずっと「あのとき僕らは離ればなれで…」なんて辛気臭いことは言わない方がいい。今の自分が過去の自分をかわいそうがっちゃいけないと思うんです。
そうだ、Sexy Zoneはみんな公演毎に挨拶の言い回しを変えていたので立派ですね!ちゃんと本人がその場で感じたり、メンバーの発言に感化されたり*3しながら言葉を紡いでくれている様子が見てとれたのですごいなぁ賢いなぁと。話していくうちにまとまりがなくなっちゃっても、その瞬間の心が届く方がファンは嬉しいですよ。


そしてこれは熱心なジャニーズウォッチャー(笑)の悪い癖なんですけど、TOKIO・V6の20周年を我が目で見届けたジャニヲタからすると5周年はまだまだこれからなんです。5周年で過去を振り返ることさえしなかったグループももちろんいます。
Sexy Zoneのみんなは格差体制のこともあって、5周年を5人で迎えることも叶わないのかなって不安があったのかもしれませんが、大先輩も後ろには明日はないから前を向けって歌ってたし!ふうまくんが言っていたように「オンリーワンでナンバーワン」掲げて前向いてチャンスかっさらっていってほしいですね。



SexyZoneの印象は、あとは、仲良しだねぇ~ってニコニコしながら見れるのが心地よいです。
前回のウェルセクでも端々からキャッキャしてる様子は伝わったんだけど、特に今回は物理的接触も多かったですかね。この辺の物理的接触は行き過ぎるとファッションBLというかビジネスBLというか(笑)「メンバーがひっついたり抱き締めたりちゅーしたりするのが好きなんでしょ?」みたいな匂いが透けてくると反発したくなるよねって話をお友達としていて。
そういうのが好きな人もいるんだろうけど個人的にはほどほどに…特にふまけんは背中あわせの美学を保っていてほしいから、楽しんでるならいいけど狙わなくていいよーって感じです。
近付きすぎたり遠すぎたりな関係性でファンを翻弄してくれるふまけんと、そんなふまけんお兄ちゃんを慕いながらもときどき「はしゃぎすぎじゃない?やれやれ(笑)」って背中を見てすくすく育つチビーズ、とてつもなく個性的な5人がお互いを理解し合い認め合い慈しみ合う姿は、個人的にはV6のような兄弟感・家族感に触れているようで、すごくほっこりするし好意的に見ています。



1曲ずつの感想なんかは割愛しますが(聡ちゃんソロすごくかっこよかった!よ!は主張する)、Sexy Zoneは会えば会うほど好きになる“グループ”かなって思います。
楽しい思い出を、素敵な言葉を、幸せになる未来への約束を、STY!!!!!でした。

*1:初めてツアータイトルをまじまじと見たけど、Sexy Tourとは?(笑)

*2:ここで、英語できみまろ芸してくれるの良かったよ(笑)

*3:聡ちゃん、ケンティの発言に感化されてない?かわいい!

EndlessSHOCK2017東京千穐楽 & 主演公演1500回達成 に乾杯!

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私はひどく飽き性なのでストーリーのある作品を何度も楽しむことってほぼないんですが、SHOCKだけは別格。
幸せなことに、Endlessになった辺りから毎年観劇していて*110年以上になりますが、新鮮に楽しんで、驚いて、切なくさせる、こんなミュージカルはそうそうないのでは?なんて思います。



SHOCKの特に好きなところはね、まずは『ストーリーを差し引いても楽しめる演出』でしょうか。


Endlessになってからストーリー重視になったとよくインタビューに載ってるけど、それだって昔は「あのシーンは一体何を意味して…?」なんて話をお友達としながら帰路についてたんですよね。各々の解釈以前に、何がしたいシーンかよくわからなかった(笑)。
そんな感想を抱いていても毎年通っていたのは、とにかく演出が豪華だったからかな。


羽根の生えた天使のように飛ぶ、階段からゴロンゴロン落ちる、殺陣も群舞も日本舞踊も和太鼓も客席登場もマジックも、ん~まだ何か書き忘れてそうなくらい盛り沢山な演出のほとんどを、主演の光一さんが出ずっぱりでやってるのが単純にスゴイ。
何度か通えば他の出演者目当てにもなるものですが、私もはじめのうちは光一さんのことしかまともに認識出来ていませんでした。それでも「光一くん以外はそんなに知らないし話はところどころ謎なところあるけど、なんか圧倒的で楽しかった!」って思って通ってました。当時ハタチそこいらで大学生だった私には決して安いチケットではなかったけど、また観たい!と思わせる求心力のある演目が盛りだくさん!素晴らしいです。



『キャストが変われば見方が変わる』ところもすっごく楽しんでいます。


共演者のチカラを特に感じたのは、オーナーがコウイチより年上になったときかな。
アキヤマ・オオクラといった同世代オーナーの若くて未熟な雰囲気があったからこそ、コウイチの圧倒感、「コウイチの凄さは俺が一番わかってるよ!」も映えるんでしょうが、この頃のコウイチは人間味がないというか非常に達観していた印象でした。
そんな達観した人なのになんで本物の刀をライバルに渡したのよ~カンパニーのなかでは大人な考えを持ってるはずなのに~うまくやりなよ~*2って毎回腑に落ちなかったんです。
そしてこの時期は光一さん自身も「コウイチを演じるために、自分自身も完璧でいなきゃ!」(意訳)みたいな発言をしていて、お芝居のためにそこまでする必要あるの?ってこれまたあまり腑に落ちないというか、光一さんとコウイチの境目が曖昧になっていました。


Endlessのオーナーが年上になったのは、2009年のウエクサオーナーが初なのかな。オーナーが“同世代(演者仲間)”から“親世代(仲間兼リカの親)”と一歩引いた立ち位置になったことで、コウイチから青さが垣間見えるようになりました。
さらに「本物の刀を渡すシーン、男同士はねぇ相手を煽って喧嘩ふっかけるようなことも、ときにあるんですよ」(意訳)みたいなコメントも読んで心情を少しは解釈出来るようになったかな。嬉しかったし解説ありがたかったです。まぁ、なぜ本物の刀があったのかという物理的な疑問は問い質さないでね…(笑)。


リカ役も変化の違いを楽しめるキャラクターですよね。
声色ひとつで「今年のリカは大人っぽい/無邪気」「コウイチに対して憧れが強い/恋に対して憧れが強い」と分析したくなっちゃう。
近年はリカ役の女優さんと光一さんの歳の差が干支一周以上だったり、ファンも確実に歳を重ねてるので、『Yes,My Dream』のリカソロパートで客席から絶妙な姑・小姑臭が漂ってませんか?(笑)観客がキャラを掘り下げるのは良いけど埃を指で掬うような雰囲気作りは避けなきゃ~なんてね(笑)。



そして、SHOCKの一番好きなところ、一番チカラをもらえるところは『毎公演、最低でも100%を発揮する』気持ちが劇場全体から強く感じるところ。


“日本一チケットが取れないミュージカル”と呼ばれる所以のひとつにリピーターの多さがあるとは思いますが、カンパニーがそれでもダレない理由のうちのひとつに“失われた公演”があったことは挙がるんじゃないかな~それが悔いのない“仕事”を毎公演全うしようとする気持ちにつながってるんじゃないかな~と想像しています。


正直ジャニヲタなら過去に「あれ、今日の○○君、なんかダンス手抜いてない?」「え、コンサートの当落だけじゃなくて公演にも当たり外れがあっていいんですか…?」みたいな。あるじゃないですか。それはそれでナマモノとしては間違ってないと思うんですが、でもせっかく当選できて待ち焦がれていた公演でグダグダなもの見たい人なんていないですよね。
でも、SHOCKは何回通ってもそう思わされることなーい♡(惚気か)(惚気だ)


というか私自身が一公演一公演を大事にしていない時期、まぁまた来年やるでしょって思ってた時期がありまして。
でも、来年も観れると思ってた演目が無くなったり、来年ちゃんと観ようと思ってたキャストが変更になったり…。そして2011年の大震災の影響で、価値のないただの紙切れに変わってしまったチケットも、未だに捨てられずにいます。
あのとき、震災後はしばらく「エンターテインメントは贅沢品・二の次」という風潮もあって、エンターテインメントから日頃元気をもらっている私はとても悲しかったし、観劇出来ることって当たり前じゃないんだな、需要と供給と世間と、がバランス取れてないとダメなんだなって強く思わされました。


セットが倒れる事故があった翌日のチケットも、あぁまたあのときみたいに紙切れになっちゃうって落ち込んで…。
結果、翌日の夜に公演再開されたので無事に観劇出来たのですが、あの日の空気は忘れ難いです。報道陣がわんさかいて仰々しかった怖かった*3
あの日は幕が開く前に、光一さんからお言葉があったんですよね。「大丈夫?という気持ちで肩に力が入ってしまうかもしれませんが、安心してSHOCKの世界をお楽しみください」って。公演の再開を一番望むのも、一番恐れているのも、座長である光一さんだったのではと思いますが、座長としてとても冷静な、且つ力強い言葉だったことを覚えています。
「事故のあった劇場でショーを続けているのか…!」この台詞はあまりにも意味を持ちすぎてフラットに観るのはちょっと難しかったけど、そんななかでの『夢幻』、あえて誰も気負わずにこれまで通り舞い踊ったであろうあの夢幻は、魂の集合体が煌めいているようで鳥肌が止まらなかったなぁ。


そして毎公演が100%だからこそ、カーテンコールで見せるあの笑顔があるんでしょうね。
SHOCKを思い出すと、きらびやかなシーンも切ないシーンもたくさん浮かんでくるけど、カーテンコールでオーナーやライバルや劇場を見渡して笑っている光一さんが一番印象的だし一番好きかもしれないなって思いました、最近。



光一さん、そもそも公演回数を意識して舞台に立っていないとよく仰っています。以前のインタビューでも「通算2000公演を迎える日?考えられない!」って。
でも、たしか当時は帝劇公演だけだったかな。梅芸博多座が増えた今はどうだろうか。本日の千穐楽でも話題に挙がったそうですが?



KinKi活動での光一さんもむっちゃくちゃ大好きですが、SHOCK公演中の光一さんも大好きなの*4
いつも記録に縛られてるような気がしないでもないので(笑)、総公演数はさておき、光一さんの身体が動く限り、他者*5からの邪魔が入らない限り、本人の意志がある限り、光一さんがSHOCKを続けられればいいなぁと思います。


さぁ、それでは御唱和ください!

私はコウイチに付いていく!ずっとそうしてきたし、だって…それしかわかんないよ…!

これからもSHOWに邁進する光一さんを応援します。
だってそれしかわかんないから!!!




追伸

サントラ第2弾が発売になります。
まぶたを閉じれば目の前に帝国劇場が広がること間違いなし!是非お買い求めください。

光一さんの仕事に対する姿勢を知りたければエンタテイナーの条件は必須!ジャニヲタだけでなくアイドルにも課題図書って言っちゃうよ!

*1:MILLENNIUMもご縁があって観劇しましたがほぼ覚えてないという…。

*2:後に「本物の刀をお前が使うことだって出来たはずだろ…」ってライバルが嘆く台詞も追加になってたはず。

*3:ちなみにロビーにいらしたジャニーさんも厳しい表情でしたが、私は初の生ジャニーに相当浮き足立ったものです…。

*4:でも他の舞台にも立ってもらいたいしソロコンもまた観たい…光一さん分身しないかなぁ…。

*5:事務所のゴタゴタに巻き込まれるとか劇場のゴタゴタに巻き込まれるとか。

KinKi Kids ドームツアーの今更感想?

長文綴っていると自分の文章に自分で飽きることありません?私はあります。で、このザマですわ…。


年末年始に催された「We are KinKi Kids DOME CONCERT 2016-2017 〜TSUYOSHI&YOU&KOICHI〜」の感想になります。
たしか、公演直後に猛烈に殴り書きしたものの、後始末がしっくりこなくて放置したので約二ヶ月半ぶりに読み返したんですけど、なんだか絶妙にデレててノロケてるのが我ながら愉快なので黒歴史ドンとこい!でアップします♡


以前アリーナ公演の感想(のようなもの)も書いてはいて、一部重複したりしているので、ドームで特に印象的だった箇所の話。

ボクの背中には羽根がある

正直、ボク羽根は好みドストライク楽曲ではなく「KinKiがターニングポイントって言ってる曲」ってカテゴリーなんです。
カントリー調?のアレンジがどこかノスタルジックで、かといってそういう曲調が当時流行っていたわけではないからこそ新鮮だった記憶はある。ファン以外にも世代を問わず人気でそこそこ有名な楽曲なのかなーと思います。
ただ私はダンスミュージックの類いが好きだからヘビロテすることもなく、コンサートで歌われる際にも「よっ!スタメンっ!」くらいの反応しかしてなかったんです。アリーナツアーのときも。


そんなスタンスの楽曲に、ドーム公演の初日12/22に号泣させられるとは!自分が一番驚いています。
私の涙腺を決壊させたのはこの歌詞。

どんな辛い未来が来ても 二人だったら乗り切れるさ

年末年始はどうしてもSMAPのことが頭から離れなくて、今だって信じたくないしどのグループもその選択だけはしないでほしいんです…。だからKinKiがその選択をせざるを得ない時、それが他者からの圧力によるものだろうと身から出た錆だろうと「二人だったら乗り切れるさ」と言ってもらいたい。
その日その時の私が一番欲しかった言葉が、この歌詞だったんだと思います。
もちろん作詞の松本隆さんはこんな状況を想定していないどころか“二人”にふたりを重ねてもいないかもですけど(笑)歌詞の“二人”に勝手に重ね合わせて今の幸せの終わりを想像してはイカンイカンと前向きを振り絞っていたんですよね。


光一さんソロ→つよしさんソロ→薔薇と太陽

ここのソロ+ソロから薔薇と太陽に繋がるセットリスト本当に大好き…!!薔薇と太陽のダンス/ギターを見るほどに、お互いがソロ活動に邁進していた時期の寂しかった気持ちが成仏されます。なむなむ。


ソロ、アリーナツアーからは何点か変更があって、
光一さん:LOVE CRIES追加
つよしさん:街から過去曲*1へ変更
でした。


光一さんソロ、アリーナクラスのソロコンは何度も参加していて、細部にこだわったダンスはアリーナならではだと思い込んでいました。だからドームという広い場ではDangerZoneみたいな曲は避けるのかなぁと。
だがしかし、光一さんはドームの遣い手でもあられた…。後述しますが、照明も素晴らしさも相まって一瞬で堂本光一ワールドに連れて行ってくれましたね。約5万人の真ん中でM字開脚してくださるサービス精神にお捻りをねじ込みたいよ(言い方!)。
いやぁ何が面白いって、ビジュアルだけでも『サラサラなびく髪』『首筋に光る汗』『頼もしい腕』とキャラ詰め込みすぎで笑うしかないです。それでいて精悍な顔つきで歌ったかと思えばMCではふにゃふにゃマシュマロ笑顔でしょ?降参ですよ好きにならずにいられませんよ…。
またSlaveMakerでのつよしさん友情出演?は「あそこでギター弾くつよし、かっこいいでしょ?」ってパンフでドヤッてる光一さんにお手上げ万歳三唱でした。頼もしい強火つよし担最古参!


つよしさんソロは光一さんと違って、本人も覚えていないような過去曲。当時のことはなんとファンサイトで確認したとのことなので、事務所のデータ管理ってそんな感じ!?と驚きました。
アリーナツアーの街もドームツアーの“まっすぐなラブソング”も、十代後半~二十代前半の作品。これは完全な主観だし本人はそんな考え無いかもしれないですが、今のつよしさんが過去のつよしさんを優しく肯定(?)して包んでるような雰囲気に感動したんですよね。無垢が故に傷付いたり傷付けたりしたけど、それも必要だったんだよって伝えてあげてるようで。
光一さん、「今では書かないようなクサいラブソング」みたいな言い方をわざとするつよしさんに「あなたの作るまっすぐなラブソング、とっても素敵だよねぇ」って伝えてあげて、非常にほっこりしました。ただ、それを毎公演伝えようとするあまりどんどん伝え方がヘタクソになる光一さんにめちゃくちゃ笑ったし止まらないよ愛しすぎて~だったのですが(笑)。
セッションは、約5万人の前でやるのか…!って思いました。あのセッションはやっぱり“置いてきぼり感”を感じる人もいるだろうし、私は昔エンドリさんで寂しさを感じた側の人間だったのでアリーナサイズが限界かなって。
そしたら12/23に「おもてなしするつもりはないよ」「この瞬間を如何に楽しむかは君たち次第だからね」みたいに言われて、え?エゴサした?って思わざるを得なかったです(笑)。アリーナ公演ではまぁたしかにちょっと長いなと正直思ったんだけど、セッションって公演を観れば観るほど*2バンドメンバーの妙技が体感できて楽しいんですね。「あ、こないだと違う!」って気付けると匠の技にも気付ける。しかも、つよしさんがおしりフリフリしながら(ちょーかわいい)ピックをくわえて(ちょーエロい)バンドメンバーがイイ音出すとふふって笑う(ちょーかっこいい)のもキャラ詰め込みすぎで笑うしかなかった。KinKi Kidsキャラ詰め込み過ぎ問題。
指の数だけジャンプするのは、みんな見て見て~な愛されたい願望の表れだと私は解釈してるので(あくまでも持論)近くにいたら面倒な人なんだろうなって長いこと思ってるんだけど(笑)、大丈夫だよ見てるよ大好きよって伝えようと必死にジャンプしてしまうのがファンのちょろいところ。


そんな興奮最高潮のソロから薔薇と太陽への流れはあまりにも自然かつ力強くて、20周年を前にまた新しい表現が生まれたのって素晴らしいなと何度でも思わせてくれます。
また、ここからのUnlock babyで引き続きダンス/ギターでキメてくれるKinKiがめちゃくちゃかっこいいんですよね!続くPluginLoveで、ギターは置くものの踊ってる風なつよしさんがツボだったはずなんですけど詳細忘れたのではよ円盤…。この後FallDanceのBメロでゴリゴリの皇帝顔な光一さんもかわいいかっこいい好き♡でした。語彙力皆無。


CGのような照明

いろんなジャニーズグループのコンサートを観ているけど、KinKiコンの特にドーム公演での照明の美しさは折り紙つき!個人的には『照明のKinKi Kids』『特効のKAT-TUN*3』と呼ばせていただきたいものです。
12/23は40ゲートながらもほぼど真ん中の座席で、めちゃくちゃラカチノリカヒ(光の力)を感じました。双眼鏡を外して肉眼で見てるはずなのに「CG?4DX?」って何度もざわついたし「そもそもきんきちゃん現実にいたかな??^^顔の造形美も生い立ちという名の設定も生きる次元が違うもんね^^」って気にさせられる。
アリーナを覆うようなレーザービームには毎回ゾクゾクさせられるほど求心力があるし、焚かれたスモークに照明が当たるのもめちゃくちゃかっこよくて圧倒されてしまうのですが、陽炎の赤青照明も好きでした。近年まれに見るメンバーカラーアピールだった気が。情熱的な赤と冷静な青で構成されるステージはKinKiにピッタリだなぁなんて思います。
ただ、サビで空を撫でるように掌をたゆたせるつよしさんがなかなかに神々しく見惚れていた半面、光一くん含め周りが振り付け通り踊ってるのに勝手に手振りつけて自由な人だなって笑いましたけどねっ!



アリーナ含めた2016~2017年のコンサート、私にとっては未だかつてなく頭で心で反芻することが多く、思い入れの強いものとなりました。何度も思い出してはうっとりして、キュンとして、「つーか、あのMC*4は一体なんだったん…」って呆然としています(笑)。
映像化されたら内容盛りだくさんだといいなぁ。今すぐまた見たいから早く発売してほしい気持ちと、時間かかってもいいから覚えておけない記憶をディスクに詰め込んでほしい気持ちと、このせめぎあいをもうしばらく続けることになりそうですね。

*1:結局正式タイトルがわからないんだけど、僕だけのlovesongとLOVExxxxで良いのか?

*2:多ステ否定派には悪いけど、一回じゃ覚えられない女だからさー。

*3:別名・花火大会だもんね。

*4:誓えばとしふみ踊り出せとか??胸揉み合ったりとか??ウエディングケーキみたいな誕生日ケーキ出てきたりとか??

ジャニヲタ的?骨格診断・パーソナルカラー診断のススメ

特に2016年よく目にしたこの診断、お友達の体験談も聞いていたら「私もやりたーい!」と居ても立ってもいられなくなりまして。
各診断の価格帯は場所にもよるしピンキリかなって思うけど、どこも共通して「今すぐ受けたいです」「はいお越しください」とはならなそうなので興味のあるかたはお早めに~ですね。私は診断を受けてよかったなぁと思うし、お友達とは互いの結果について一週間以上語り合ってしまいました!


お話し始める前に私のスペック。

  • 153cm中肉中背
  • 骨格はウェーブ
  • パーソナルカラーはスプリング

カラーは四季に分類する以前に寒色(青緑系)より暖色(赤黄系)の方が合うっぽいです。


診断編

診断を受けて良かったところは大きく2つ!

①自分の選択を信じることが出来るようになった

性格上「私はこの服合ってると思うけど…世間的にはどう見えるかな…?」とか気になる日がしょっちゅうあるんですけど、結論から言えば「割とちゃんと選べている」ことがわかったのは収穫でした。


学生時代、洋服に関しては失敗を重ねてたと自負していて、特に制服のある中高と違い大学では毎日私服だったので、
キャンパスで見かけた女の子に憧れる→真似したい→なけなしのバイト代*1で安物の服を買う→しっくりこない…
を繰り返し繰り返し。この失敗経験で、自分がボーイッシュな服・かっこいい強めの服が似合わない側の人間なのだと気付けたので、それ以来暖かい色味のかわいらしい服、着たい服より似合う服を選んでいたのが成功だったようです。だからか、ネットで出来る自己診断結果*2とプロ視点での診断結果がほぼ一致していました。
診断を受ける際にも手持ちのなかで一番しっくりくる服を着て伺ったのですが「すごくお似合いですね!」と言っていただけたのは心強いと言うか、自分の選択は今んとこ大丈夫そうだと思えたので良かったです。
また、診断を受けるなかで、合わないとカテゴライズされる服に思い当たる節がある=感覚的にわかってた、ってことだし、そのふんわりした感覚をプロの視点で明文化していただいた気がしてスッキリしました。


ちなみに好きな色&似合う色ランク上位にピンクが登場する『ピンクを愛しピンクに愛された女』である私、2003年まではピンクなんて嫌いでした。かっこいい女になりたい(まぁ似合わないけど…)私にとっては捨て色だったのです。
じゃあなんでピンクを愛するようになったかって、それは、
内博貴くんのファンになったから…!
*3
\ちょろいジャニヲタだなー!/
のガヤが脳内で聞こえてきました(?)が、私は内くんのファンになって、内くんのファンっぽい格好(なんつーかかわいらしい感じの…)を選択肢に取り入れたことで、合う服に出会える可能性が格段に広がりました。今では内くんに全力投球してはいないけれど、確実に私の人生を変えた人なんだなー。

②選択肢を増やすことが出来るようになった

①のように割かし合うものを選べていたわけですが、そうすると逆に思い込みが生じ洋服の買い方に頭打ちを感じて「服がほしい…あれもこれも新鮮味がない…ほしい服がない…」とショッピングフロアを彷徨く買い物ゾンビみたいになることがたびたびあったんです。
だけど「あなたの体型ならこんな服も似合うはずだから試してみてください!」「あなたの肌色ならこんな色にも挑戦してみて。お似合いですよ!」と、まぁ書き出すと乗せ上手感すごくあるけど(笑)いろいろな格好を提示してもらうことで自分のなかの固定観念が邪魔していることも知れました。


例えば、寒色が不得意だと前々から感覚としてあったので着る頻度も低かったのですが*4ターコイズやアップルグリーンなど暖かみのある寒色…言葉にすると難しいけど(笑)私に合う寒色も教えていただきました。


この結果を是非とも生かしたいのが“メンバーカラー”で、そもそも各診断を受けようと決めたきっかけのひとつが「春服ほしいけど、Sexy Zoneのコンサートに何を着ていこうかな…」という…なんともヲタクらしいね…。
気にならない人は気にならないんでしょうけど、メンバーカラーが決まってるグループでは一番応援してるアイドルの色味の服を着たい性分の私、せっかくなら“より合う”服がほしかったんです。
そんな私がSexy Zoneで一番応援してるのは松島聡くんで、メンバーカラーは緑。緑は前述の通りあまり手にしたことがなかったので手持ちがなく、診断結果を踏まえて買い物に行きました!


買い物編

さぁさぁ街に繰り出してみた結果は
「ストレート向けの服だらけじゃん…」という絶望。


診断中も「最近の流行りの服はストレート向けが多くてね…」と教えていただいたのですが、(あんまり流行に詳しくないけど)ボトムスはガウチョパンツなど太め、トップスは肩落ちニットなどビッグサイズに見える服が店頭に並んでるんですよねぇたしかに。これ、素材を間違うと服に主導権を握られてしまうんですよ私の体型では。


体型を理解した上で買い物に出ても合う服が売ってるとは限らないと学んで若干しょんぼり。ただ、流行に振り回されて合わないものを買うリスクが軽減されたり、広げてみて着れそう着れなさそうの判断が出来るようになってきた、ので買い物は幾分かラクに感じます。
あと色にも流行はやんわりあると思うのですが、緑って流行ってないんですか??あんまり見かけなくてこれまたちょっと苦労。
そんなこんなで、すんなりとはいかなかったけどたくさん歩いて及第点と思える一点になんとか出会えたのでヨシとします。



普段から自己投資というとマッサージみたいな“労り系”か、もしくは化粧品などの“着飾り系”が多かったのですが、データを基に自分を知り今後に生かす投資もアリだと思いました。楽しかった!
こういう自分自身を知るきっかけとなる何かが流行れば、また是非体験したいものです。

*1:大学時代も既にジャニヲタだから趣味への出費はそれなりにありますもんねー。

*2:他人から体型について言われたことを思い出しながらチェックするのがいいかも。身体が薄いのも首元寒そうなのもウェーブ体型の特長なので。

*3:関ジャニ∞でのメンバーカラーがピンクでした。

*4:仕事着としては、はしゃいでない感(?)とか大人っぽくなるイメージを抱いていました。